AGAオンライン比較|22院の料金・診療体制・薬の種類を中立に整理【2026年版】
「どこが一番安いか」だけでは決められないのがAGAのオンライン診療です。本ページでは、広告費や成果報酬を受け取らない立場から、公的機関の資料と各院の公開情報をもとに、比較の”ものさし”そのものを解説します。
このサイトについて AGAオンライン比較ノートは、2026年10月に本ドメインで新たに開設した独立の医療情報メディアです。以前このドメインで公開されていた医療機関のウェブサイトとは、運営者・内容ともに一切関係がありません。旧サイトの医療機関へのお問い合わせ・受診のご相談は、各医療機関の現在の公式窓口へお願いいたします。
中立性について 当サイトは掲載クリニックから広告料・紹介料・成果報酬を受け取っていません。リンクはすべて通常リンクで、アフィリエイトリンクは使用していません。料金などの数値は各院の公開情報をもとに編集部が整理した目安であり、実際の費用・診療内容は必ず各医療機関で確認してください。
医療情報の取り扱い 本ページは一般的な情報提供を目的としたもので、診断や治療の代わりにはなりません。症状や持病、服用中の薬がある場合は、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
まず結論|AGAオンライン診療の選び方は「5つの数字」と「3つの体制」で決まる
AGA(男性型脱毛症)のオンライン診療は、ここ数年でサービスの数が大きく増えました。スマートフォンのビデオ通話で医師の診察を受け、処方された薬が自宅に届く——という基本の流れはどこも同じに見えますが、実際に比べてみると、料金の表示方法、取り扱う薬の種類、医師に相談できる範囲、解約のルールなどに大きな差があります。
比較サイトの多くは「月額○円〜」という最安値の表示で順位を付けていますが、その「〜」の中身はクリニックごとに条件がまったく違います。12か月の一括払いを前提にした価格もあれば、海外製のジェネリックを前提にした価格、初月だけの割引価格もあります。数字だけを並べて「安い順」に並べても、実際に1年間治療を続けたときの総額とはずれてしまうことが少なくありません。
そこで当サイトでは、ランキングを付けるのではなく、利用者が自分で比べられるように「比較のものさし」を整理しました。結論を先にまとめると、次のとおりです。
- 薬代(1か月あたり):何の薬が何錠入った価格なのか。国内承認薬か、海外製か。
- 診察料(初診・再診):無料でも「薬の処方がない場合は有料」などの条件がある。
- 送料(1回あたり):月1回配送なら年12回分。数百円の差が年間で数千円になる。
- 定期・まとめ払いの条件:何か月の契約で割引になるか、途中解約の扱いはどうか。
- 12か月の総額:上の4つを合計した「1年続けた場合の実費」。最終的にはここで比べる。
- 診療体制:初診からオンラインで完結できるか、初回は対面が必要か。医師とビデオで話せるか。
- 相談体制:副作用が出たとき、効果が感じられないときに、誰に・どうやって相談できるか。
- 契約体制:定期配送の停止・解約がいつでもできるか。違約金や返金のルールが明確か。
この5つの数字と3つの体制を軸に、後半では22のクリニック・サービスの公開情報を同じ形式で整理しています。「とにかく早く一覧を見たい」という方は、22院の比較一覧表からご覧ください。治療薬の基礎や安全面の注意点から知りたい方は、このまま順に読み進めていただくと、比較表の数字が何を意味しているのかがわかるように構成しています。
このページでわかること
- AGAとはどんな脱毛症で、なぜ「早めの相談」が勧められるのか
- オンライン診療は国のルール上どう位置づけられていて、対面診療と何が違うのか
- 日本皮膚科学会の診療ガイドラインで推奨されている治療薬と、その根拠の強さ
- 料金表示の「〜円から」に隠れた条件と、12か月総額の計算方法
- 22のクリニック・サービスの料金目安、取扱薬、診療時間、配送、相談体制の違い
- 副作用・献血・パートナーの妊娠など、治療中に知っておくべき安全情報
- 個人輸入(海外通販)とオンライン診療の違い、公的な救済制度との関係
- 定期便・解約・返金保証でトラブルにならないための確認ポイント
編集方針|当サイトが「ランキング」を作らない理由
AGA治療は、医師が一人ひとりの頭皮や毛髪の状態、年齢、持病、服用中の薬、将来の家族計画などを踏まえて判断する医療行為です。同じ薬でも、合う人と合わない人がいます。そのため、医療機関に順位を付けて「1位がおすすめ」と示すことは、利用者にとって必ずしも役に立たないと当編集部は考えています。
また、医療機関の広告については、厚生労働省の「医療広告ガイドライン」によって、比較優良広告(他院より優れていると示す表現)や誇大な表現が制限されています。当サイトは医療機関の広告ではありませんが、利用者の判断を誤らせないために、同じ考え方に沿って情報を整理しています。具体的には、次のルールで編集しています。
- 掲載クリニックに順位を付けず、五十音順・カテゴリ順で並べる
- 「必ず生える」「誰でも効果がある」など、効果を保証する表現は使わない
- 体験談やビフォーアフター写真は掲載しない
- 治療薬の効果や副作用は、日本皮膚科学会のガイドライン、医薬品の添付文書、厚生労働省・PMDA(医薬品医療機器総合機構)などの公的な情報に基づいて記載する
- 料金は各院が公開している情報をもとに、同じ条件にそろえて比べられるよう整理する。確認が取れない情報は「要確認」と明記する
- 掲載クリニックから金銭や便宜を受け取らない
医療広告の考え方については、厚生労働省の医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)で公開されています。比較サイトや口コミサイトを見るときにも、「この表現は根拠があるか」「順位の基準は何か」を意識すると、情報の信頼性を見分けやすくなります。
AGA(男性型脱毛症)の基礎知識|比較の前に知っておきたい3つのこと
オンライン診療のクリニックを比べる前に、AGAという脱毛症の特徴を押さえておくと、「なぜ継続が前提なのか」「なぜ同じ薬でも人によって結果が違うのか」「なぜ料金を12か月単位で見るべきなのか」が理解しやすくなります。ここでは、比較に直接関わる3つのポイントに絞って解説します。
1. AGAは「進行性」の脱毛症
AGAはAndrogenetic Alopeciaの略で、日本語では男性型脱毛症と呼ばれます。思春期以降に始まり、額の生え際(いわゆるM字部分)や頭頂部(つむじ周辺)から徐々に髪が細く・短くなっていくのが典型的な経過です。日本皮膚科学会の診療ガイドラインでも、AGAは成人男性に多く見られる進行性の脱毛症として位置づけられています。
「進行性」とは、何もしなければ時間とともに少しずつ範囲が広がっていく傾向がある、という意味です。急に抜けて急に止まる脱毛症(たとえば円形脱毛症)とは性質が異なり、治療薬もまた「進行のスピードを抑える」「細くなった毛を太く育てる」ことを目的に、長期間使い続けることが前提になっています。
この性質が、比較の考え方に直結します。AGAの治療は1か月や2か月で終わるものではなく、効果を判定するだけでも一般的に6か月程度の継続が必要とされています。医薬品の添付文書でも、効果の確認には通常6か月程度の連日投与が必要である旨が記載されています。つまり、「初月○円」という入口の価格よりも、半年・1年と続けたときの総額のほうがずっと重要なのです。
2. 原因は男性ホルモンの「変換」と毛根の感受性
AGAの主な原因として知られているのが、男性ホルモンのテストステロンが、5α還元酵素(5α-リダクターゼ)という酵素の働きによって、より作用の強いジヒドロテストステロン(DHT)に変換されることです。DHTが毛根(毛乳頭細胞)にある男性ホルモン受容体に結合すると、髪の成長期が短くなり、太く長く育つ前に抜けてしまう、というサイクルが繰り返されます。これを「毛包のミニチュア化(軟毛化)」と呼びます。
5α還元酵素には1型と2型があり、頭皮での分布が異なります。後で詳しく説明しますが、AGA治療薬のフィナステリドは主に2型を、デュタステリドは1型と2型の両方を阻害する薬です。この違いが「どちらの薬を選ぶか」「料金にどれくらい差があるか」に関わってきます。
また、DHTの影響をどの程度受けやすいかには、遺伝的な体質が関係すると考えられています。家族に薄毛の人がいるからといって必ず発症するわけではありませんが、体質によって進行の早さや薬への反応に個人差が出る理由の一つとされています。
3. 「AGAかどうか」の判断は医師が行う
抜け毛や薄毛の原因はAGAだけではありません。円形脱毛症、脂漏性皮膚炎などの頭皮の病気、甲状腺の病気、鉄欠乏、急激なダイエット、強いストレスや高熱のあとに起こる休止期脱毛、薬の副作用による脱毛など、さまざまな原因があります。これらはAGA治療薬では改善しないばかりか、背景にある病気の発見が遅れることもあります。
次のような場合は、AGA以外の原因も考えられます。オンライン診療の申込時や問診で、必ず医師に伝えてください。必要に応じて対面での受診を勧められることもあります。
- 短期間で急に抜け毛が増えた/円形・まだらに抜けている
- 頭皮に強いかゆみ、赤み、フケ、湿疹、痛みがある
- 眉毛やひげ、体毛も同時に抜けている
- 体重の急な変化、だるさ、動悸、むくみなど全身の症状がある
- 最近、新しい薬を飲み始めた、大きな手術や高熱があった
オンライン診療は便利な手段ですが、「医師の診察を受ける」という本質は対面と同じです。写真や問診票、ビデオ通話を通じて、医師がAGAかどうか、オンラインでの治療が適切かどうかを判断します。逆にいえば、問診をほとんど行わずに薬だけを販売するようなサービスは、医療としての役割を果たしていない可能性があります。
AGAの進行パターンと「受診のタイミング」
AGAの進行度を表す分類として、世界的にはハミルトン・ノーウッド分類が知られており、日本では日本人の特徴を加味した高島分類も用いられています。大まかに分けると、生え際から後退していくタイプ、頭頂部から薄くなるタイプ、その両方が進むタイプがあります。
| 進行のイメージ | 見た目の特徴 | 相談の目安 |
|---|---|---|
| 初期 | 生え際がわずかに後退、髪が細く柔らかくなった、セットが決まりにくい | 気になり始めた段階で相談可能。予防的な治療の対象となることがある |
| 軽度〜中等度 | M字部分の後退がはっきりする、つむじ周辺の地肌が透けて見える | 治療薬の効果が期待しやすい段階とされる。早めの相談が勧められる |
| 中等度〜重度 | 前頭部と頭頂部の薄毛がつながってくる、広い範囲で地肌が見える | 薬物治療に加えて植毛などの選択肢を医師と検討することもある |
※分類は一般的な目安です。実際の進行度や治療方針は医師の診察で判断されます。
一般に、毛根(毛包)が残っている段階のほうが治療薬の効果を期待しやすいとされています。毛包が完全に機能を失ってしまうと、薬で再び太い毛を育てることは難しくなります。「まだ大丈夫」と様子を見るよりも、気になり始めた段階で一度医師に相談し、自分が治療の対象かどうかを確認しておくことには意味があります。オンライン診療は、その「最初の相談」のハードルを下げてくれる手段の一つです。
オンライン診療の仕組みと国のルール|対面診療との違い
「オンラインで薬をもらう」と聞くと、通販で買うのと似たイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、AGAのオンライン診療は、あくまで医師が行う「診療」です。国は医療機関向けに「オンライン診療の適切な実施に関する指針」を定めており、オンライン診療を行う医師には厚生労働省が定める研修の受講が求められています。このルールを知っておくと、信頼できるサービスかどうかを見分ける手がかりになります。
オンライン診療の制度や指針の内容、患者向けの情報は、オンライン診療に関するホームページ(厚生労働省)にまとめられています。
オンライン診療の基本的な流れ
- 予約・問診票の入力
クリニックの公式サイトやアプリ、LINEから予約し、年齢、症状、持病、服用中の薬、アレルギー、家族計画などを入力します。頭部の写真を提出する場合もあります。 - 本人確認
ビデオ通話の冒頭や事前のアップロードで、本人確認を行います。オンライン診療では「受診しているのが本人であること」の確認が重要とされています。 - 医師の診察
ビデオ通話(一部は音声通話)で医師が症状を確認し、AGAかどうか、オンラインでの治療が適切か、どの薬が合うかを判断します。対面受診を勧められることもあります。 - 処方・決済
医師の判断で薬が処方されます。AGA治療は自由診療(保険適用外)のため、料金はクリニックごとに異なります。 - 配送・受け取り
薬が自宅などに配送されます。多くのサービスで中身がわからない梱包に配慮していますが、送料や配送方法は院によって異なります。 - 経過観察・再診
定期的に経過を確認し、副作用の有無、効果の実感などを医師に伝えます。定期配送の場合も、医師への相談窓口があるかは重要な確認ポイントです。
「初診からオンライン」は条件付きで認められている
オンライン診療は、かつては原則として「初診は対面」とされていましたが、指針の見直しにより、一定の条件のもとで初診からオンライン診療を行うことが認められるようになりました。現在、AGAのオンライン診療サービスの多くは初診からオンラインに対応しています。
ただし、医師の判断で「オンラインでは十分に診察できない」とされた場合には、対面での受診を求められることがあります。これはサービスの不備ではなく、安全のための正しい対応です。また、クリニックによっては、方針として初回は対面診察を必須としているところもあります。比較表では、この違いを「初診オンライン」の項目として整理しています。
オンライン診療と対面診療の比較
| 比較項目 | オンライン診療 | 対面診療 |
|---|---|---|
| 通院の手間 | 不要。自宅や職場の個室などから受診できる | 必要。交通費・移動時間・待ち時間がかかる |
| 受診できる時間 | 早朝・深夜・土日に対応する院もある | クリニックの診療時間内 |
| プライバシー | 人目を気にせず受診しやすい | 待合室などで人目が気になることがある |
| 診察の詳しさ | 視診は画面越し。触診・マイクロスコープ診断はできない | 頭皮を直接見る・触る・拡大して確認できる |
| 検査 | 血液検査は郵送キットや提携先で対応する院もある | 院内で血液検査などを受けやすい |
| 治療の選択肢 | 主に内服薬・外用薬 | 内服・外用に加え、注入療法や植毛などの施術も選べる院がある |
| 薬の受け取り | 配送(送料がかかる場合あり) | その場で受け取れることが多い |
| 向いている人 | 通院が難しい、治療方針が比較的シンプル、継続のしやすさを重視する人 | 他の脱毛症との区別が必要、施術も検討したい、直接相談したい人 |
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オンライン診療と対面診療はどちらが優れているというものではなく、目的や状況に応じて使い分けるものです。最初の1回だけ対面で詳しく診てもらい、経過が安定したらオンラインで継続する、という組み合わせ方をする人もいます。対面とオンラインの両方に対応しているクリニックであれば、この切り替えがスムーズです。
AGA治療は自由診療(保険適用外)
AGAの治療は、病気の治療ではなく容姿に関わる悩みへの対応とされるため、公的医療保険の対象外です。そのため、診察料も薬代も医療機関が自由に設定でき、同じ成分の薬でもクリニックによって価格に大きな差が生まれます。これが「比較」をする意味がある最大の理由です。
一方で、自由診療であるがゆえに、料金表示の方法や契約条件も院ごとにばらばらです。保険診療のように「どこで受けても同じ」ではないため、契約前に料金の内訳と条件を確認することが欠かせません。この点は、後の章「料金表示の読み方」で詳しく解説します。
オンライン診療を選ぶときは、「医師とビデオ通話で話せるか」「問診で持病や服用中の薬をきちんと確認されるか」「必要なときに対面受診を案内する体制があるか」を確認しましょう。問診が形式的で、医師と一度も話さずに薬が届くような仕組みの場合は、医療として適切かどうか慎重に考える必要があります。
医療費控除の対象になる?
医療費控除は、病気やけがの治療に必要な医療費が対象となる制度です。AGA治療は一般的に容姿を整える目的と考えられるため、医療費控除の対象にならないとされることが多いのが実情です。個別の判断は税務署や税理士に確認してください。「治療費が戻ってくるから実質○円」といった説明を見かけた場合は、その根拠を確認することをおすすめします。
AGAと間違えやすい脱毛症・頭皮トラブル
オンライン診療を受ける前に知っておきたいのが、「抜け毛=AGA」とは限らないということです。原因が違えば治療法も違うため、AGA治療薬を使っても改善しないばかりか、本来必要な治療が遅れることもあります。ここでは、AGAと見分けが必要な代表的な脱毛症を紹介します。最終的な判断は医師が行いますが、特徴を知っておくと、問診で伝えるべき情報が整理しやすくなります。
| 脱毛症・状態 | 主な特徴 | AGAとの違い |
|---|---|---|
| 円形脱毛症 | 円形や楕円形に、境界がはっきりした脱毛斑ができる。複数できたり、広がったりすることもある | 自己免疫の関与が考えられており、AGA治療薬では改善しない。皮膚科での治療が必要 |
| 休止期脱毛 | 高熱、手術、出産、急激なダイエット、強いストレスなどの数か月後に、頭全体の抜け毛が急に増える | 原因が取り除かれると自然に回復することが多い。部位の偏りが少ない |
| 脂漏性皮膚炎に伴う脱毛 | 頭皮の赤み、かゆみ、黄色っぽいフケを伴う | 頭皮の炎症の治療が優先される |
| 牽引性脱毛 | 髪を強く引っ張る髪型(きつい結び方など)を続けた部分が薄くなる | 髪型を変えることで改善が期待できる |
| 抜毛症 | 無意識または意識的に自分で髪を抜いてしまう | 心理的な背景への対応が必要なことがある |
| 甲状腺の病気などによる脱毛 | 疲れやすさ、体重の変化、むくみ、動悸など全身の症状を伴うことがある | 内科での検査・治療が必要 |
| 薬剤性脱毛 | 抗がん剤など特定の薬の使用に伴う脱毛 | 原因となる薬の主治医への相談が必要 |
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AGAの典型的な特徴は、「生え際や頭頂部から」「数年単位でゆっくり」「髪が細く短くなりながら」進むことです。これに当てはまらない抜け方をしている場合や、頭皮に症状がある場合は、オンライン診療の問診でその旨を詳しく伝えるか、皮膚科での対面受診を検討してください。AGAとほかの脱毛症が同時に起きていることもあります。
医薬品・医薬部外品・化粧品の違い|育毛剤との関係
ドラッグストアや通販では、「育毛剤」「発毛剤」「スカルプシャンプー」など、さまざまな頭髪ケア製品が販売されています。これらは法律上の分類によって、表示できる効果の範囲が異なります。オンライン診療で処方される薬と、市販の製品の違いを理解しておきましょう。
| 分類 | 主な製品の例 | 効果の位置づけ | 入手方法 |
|---|---|---|---|
| 医療用医薬品 | フィナステリド錠、デュタステリドカプセルなど | 国の承認を受けた効能・効果(AGAの進行遅延など) | 医師の処方が必要 |
| 一般用医薬品(要指導・第1類など) | ミノキシジル外用薬(いわゆる発毛剤) | 国の承認を受けた効能・効果(壮年性脱毛症における発毛など) | 薬局・ドラッグストアで薬剤師から購入 |
| 医薬部外品 | いわゆる育毛剤、薬用シャンプー | 育毛、脱毛の予防、ふけ・かゆみの防止など、作用が穏やかなもの | 店頭・通販で購入可能 |
| 化粧品 | 一般的なシャンプー、ヘアトニック | 頭皮・毛髪を清潔に保つ、すこやかに保つなど | 店頭・通販で購入可能 |
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一般に「発毛剤」と呼ばれるのは、発毛効果が承認された医薬品(ミノキシジル外用薬など)で、「育毛剤」と呼ばれるものの多くは医薬部外品です。医薬部外品や化粧品は、AGAの進行を抑える医薬品の代わりにはなりません。高額な育毛剤やサプリメントを長く使い続けるよりも、一度医師に相談したほうが、結果的に費用を抑えられる場合もあります。
化粧品や医薬部外品、サプリメントで「髪が生える」「AGAが治る」などと表示することは、法律上認められていません。そうした表示をしている製品は、効果の根拠だけでなく、販売者の姿勢そのものに注意が必要です。
AGA治療薬の種類と根拠|ガイドラインの推奨度で整理
AGAのオンライン診療で処方される薬は、主にフィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルの3成分です。クリニックによって「予防プラン」「発毛プラン」「オリジナル処方」など独自の名前が付けられていますが、中身を見るとほとんどがこの3成分の組み合わせです。プラン名ではなく、成分・用量・剤形(内服か外用か)・製造元(国内承認薬か海外製か)で比べることが、正確な比較の第一歩です。
治療薬の効果の根拠を知るうえで基準になるのが、日本皮膚科学会が作成した「男性型及び女性型脱毛症診療ガイドライン(2017年版)」です。2026年10月時点でこの2017年版が最新版であり、それ以降の改訂版は公表されていません。ガイドラインでは、各治療法を科学的根拠の強さに応じてA(行うよう強く勧める)からD(行うべきではない)まで分類しています。ガイドライン本文は日本皮膚科学会のウェブサイトで公開されています。
推奨度一覧(男性のAGAに関する主なもの)
| 推奨度 | 意味 | 主な治療法(男性) |
|---|---|---|
| A | 行うよう強く勧める | フィナステリド内服、デュタステリド内服、ミノキシジル外用 |
| B | 行うよう勧める | 自毛植毛術 |
| C1 | 行ってもよい | LED・低出力レーザー照射、アデノシン外用、カルプロニウム塩化物外用、t-フラバノン外用など |
| C2 | 根拠がないので勧められない | 一部の外用薬など |
| D | 行うべきではない | ミノキシジル内服、人工毛植毛 |
出典:日本皮膚科学会「男性型及び女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」をもとに編集部が整理。C1・C2の詳細な分類はガイドライン本文をご確認ください。
この表で特に重要なのは、推奨度Aは「フィナステリド内服」「デュタステリド内服」「ミノキシジル外用」の3つだけであり、オンライン診療で「発毛プラン」として広く処方されているミノキシジル内服(いわゆるミノタブ)は推奨度Dとされている点です。ミノキシジル内服薬は、日本国内ではAGA治療薬として承認されていません。この点は、後述する副作用の章でもあらためて説明します。
フィナステリド(内服)|推奨度A
フィナステリドは、5α還元酵素のうち主に2型を阻害し、テストステロンからDHTへの変換を抑える内服薬です。DHTの量を減らすことで、AGAによる抜け毛の進行を抑える働きがあります。先発品は「プロペシア」で、日本では2005年に承認され、2006年から販売されています。現在は国内の複数の製薬会社からジェネリック医薬品(後発品)も発売されています。
- 主な作用
- 2型5α還元酵素を阻害し、DHTを約70%抑制するとされる
- 用量
- 通常、1日1回0.2mgを服用し、必要に応じて1mgまで増量(医師の判断)
- 半減期
- 約6〜8時間
- 効果判定
- 通常6か月程度の連日服用が目安。効果が確認できない場合は医師と継続を相談
- 位置づけ
- オンライン診療の「予防プラン」「抜け毛対策プラン」の中心となる薬
- 注意点
- 女性(特に妊娠中・授乳中・妊娠の可能性がある女性)には禁忌。小児も対象外
オンライン診療の料金表で最もよく見かけるのがフィナステリドの価格です。ただし、「国内製の先発品(プロペシア)」「国内製のジェネリック」「海外製の製品」で価格が大きく異なります。同じ「フィナステリド1mg」でも、どの製品なのかを確認しないと比較になりません。
デュタステリド(内服)|推奨度A
デュタステリドは、5α還元酵素の1型と2型の両方を阻害する内服薬です。もともとは前立腺肥大症の治療薬として使われてきた成分で、AGA治療薬としては先発品「ザガーロ」が2015年9月に承認され、2016年に発売されました。現在は国内のジェネリックも流通しています。
- 主な作用
- 1型・2型の5α還元酵素を阻害し、DHTを約90%抑制するとされる
- 用量
- 通常、1日1回0.1mgを服用し、必要に応じて0.5mgに増量(医師の判断)。AGA治療では0.5mgが処方されることが多い
- 半減期
- 約3〜5週間と長い
- 効果判定
- 通常6か月程度の継続が目安
- 位置づけ
- フィナステリドで効果が不十分な場合や、より強い作用を期待する場合に選択肢となることが多い
- 注意点
- 女性・小児は使用不可。カプセルから漏れた薬剤に女性や子どもが触れないよう注意。半減期が長いため、中止後も一定期間体内に残る
デュタステリドはフィナステリドより薬価が高く、オンライン診療でも一般的にフィナステリドより月額が高く設定されています。比較表で「デュタステリドの6か月分の価格」を独立した項目にしているのはこのためです。フィナステリドの価格が安いクリニックでも、デュタステリドに切り替えたときの価格が他院より高いケースがあります。将来の切り替えも視野に入れて比べると安心です。
ミノキシジル(外用)|推奨度A
ミノキシジル外用薬は、頭皮に直接塗るタイプの薬です。もともと血管を広げる作用のある成分で、毛包に働きかけて発毛を促し、髪を太く育てる効果があるとされています。日本では一般用医薬品(市販薬)としても販売されており、男性用は5%濃度の製品がドラッグストアなどで購入できます。
- 主な作用
- 毛包に作用し、発毛を促進する(DHTを抑える作用はない)
- 使い方
- 1日2回、薄毛が気になる部分の頭皮に塗布
- 効果判定
- 4〜6か月程度の継続が目安とされる
- 位置づけ
- フィナステリド・デュタステリドと併用されることが多い。「守り(抜け毛を減らす)」と「攻め(発毛を促す)」の組み合わせ
- 注意点
- 頭皮のかゆみ、かぶれ、フケなど。使い始めに一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起こることがある
ミノキシジル外用薬は市販品でも購入できるため、オンライン診療ではあえて取り扱っていないクリニックもあります。比較表の「ミノキシジル外用」の項目は、取り扱いの有無を確認するためのものです。外用薬は市販で購入し、内服薬だけをオンライン診療で処方してもらう、という組み合わせも可能です。
ミノキシジル(内服)|推奨度D・国内未承認
オンライン診療の「発毛プラン」には、ミノキシジルの内服薬(タブレット)が含まれていることが少なくありません。しかし、ミノキシジル内服薬は日本国内でAGA治療薬として承認されておらず、日本皮膚科学会のガイドラインでも推奨度D(行うべきではない)とされています。
ミノキシジルは本来、高血圧の治療薬として海外で使われてきた成分です。内服すると全身の血管に作用するため、次のような副作用が報告されています。
- 動悸、頻脈、息切れ
- むくみ(顔・手足)、急な体重増加
- めまい、立ちくらみ(低血圧)
- 全身の多毛(腕、足、顔などの体毛が濃くなる)
- まれに心臓への負担(心膜液貯留など)
国内で承認されていない医薬品は、適正に使用した場合でも、後述する公的な「医薬品副作用被害救済制度」の対象にならない可能性があります。処方を受ける場合は、医師から副作用と未承認であることの説明を受け、心臓や血圧の持病、服用中の薬について必ず伝えてください。
当サイトでは、ミノキシジル内服薬を含むプランについても、利用者が判断できるよう情報として掲載していますが、推奨する立場は取りません。比較表では、内服ミノキシジルを含むプランの料金には「国内未承認」の注記を付けています。
その他の治療法
オンライン診療では主に内服薬・外用薬の処方が中心ですが、対面のクリニックでは次のような治療が提供されていることもあります。
- 自毛植毛:後頭部など薄毛になりにくい部位の毛包を、薄毛部分に移植する手術。ガイドラインの推奨度はB。費用は高額になりやすく、手術のリスクもある
- 注入療法(メソセラピー、成長因子・幹細胞上清液の注入など):クリニック独自の施術として提供されることが多い。ガイドラインでの評価が定まっていないものも多く、効果や安全性の説明をよく確認する必要がある
- LED・低出力レーザー:推奨度C1。家庭用機器も販売されている
- サプリメント:亜鉛、ビタミン、ノコギリヤシなど。AGA治療としての科学的根拠は限られている。高額なサプリメントがセットになったプランは、内容を確認したうえで判断を
クリニックによっては、複数の成分を1錠にまとめた「オリジナル治療薬」「独自配合薬」を提供しています。こうした薬は国内で医薬品として承認されたものではない場合が多く、成分の量や品質の確認方法、副作用が出たときの対応は院によって異なります。どの成分が何mg含まれているのか、国内承認薬なのかを、契約前に必ず確認しましょう。成分と量が明示されていない場合は、他院との比較も、副作用が出たときの原因の特定も難しくなります。
国内承認薬と海外製の違い
オンライン診療の料金表では、「国内製」「海外製」「インド製」などの表記を見かけます。海外製の医薬品は、医師が自らの責任で輸入し、患者に処方する形をとっています(医師の個人輸入)。価格が安く設定されていることが多い一方で、次のような違いがあります。
| 項目 | 国内承認薬(先発品・国内ジェネリック) | 海外製(医師が輸入) |
|---|---|---|
| 品質・有効性の確認 | 医薬品医療機器等法に基づき国が審査 | 日本の制度による審査は受けていない |
| 添付文書 | 日本語の添付文書がある | 外国語表記のことがある |
| 公的救済制度 | 適正使用での重い副作用は医薬品副作用被害救済制度の対象となりうる | 原則として対象外 |
| 価格 | 比較的高め | 比較的安めに設定されることが多い |
どちらを選ぶかは利用者と医師が判断することですが、「最安値」として表示されている価格が海外製を前提にしている場合、国内承認薬を希望すると価格が変わります。比較するときは、同じ条件(国内製同士、または海外製同士)で比べることが大切です。国内で承認されている医療用医薬品の添付文書は、医療用医薬品 情報検索(PMDA)で誰でも確認できます。処方された薬の名前で検索すると、効能・用法・副作用・使用上の注意を一次情報で確認できます。
処方薬を受け取ったら|添付文書の読み方と正しい保管・服用
オンライン診療で薬が届いたら、すぐに服用を始める前に、薬の情報を確認する習慣をつけましょう。対面の薬局と違い、薬剤師から直接説明を受ける機会が少ない場合もあるため、利用者自身が確認することがより重要になります。
届いたら最初に確認する5つのこと
- 薬の名前と規格:処方された薬(成分名・mg数)と一致しているか
- 数量:注文した錠数・本数が届いているか
- 使用期限:服用期間中に期限が切れないか
- 包装の状態:シートの破損や、カプセルの漏れがないか
- 説明書:用法・用量、注意事項が記載された文書が同封されているか(国内承認薬であれば、PMDAで添付文書を確認できる)
添付文書で特に確認したい項目
| 項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 効能又は効果 | 国が承認した使い方。AGA治療薬の場合「男性における男性型脱毛症の進行遅延」など |
| 用法及び用量 | 1日に飲む量と回数。医師の指示と一致しているか |
| 禁忌 | 使ってはいけない人(女性、小児、過敏症の既往など) |
| 重要な基本的注意 | 献血、PSA検査、効果判定の期間など、治療中に知っておくべきこと |
| 特定の背景を有する患者に関する注意 | 肝機能障害のある人など、慎重な使用が必要な場合 |
| 副作用 | 重大な副作用とその初期症状、その他の副作用 |
| 適用上の注意 | 錠剤・カプセルの取り扱い(割らない、触れない など) |
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添付文書は医療関係者向けの専門的な文書ですが、上の項目だけでも目を通しておくと、医師の説明を補う情報が得られます。PMDAのウェブサイトでは、医療用医薬品の添付文書のほか、患者向けにわかりやすくまとめた「患者向医薬品ガイド」や「くすりのしおり」が公開されている薬もあります。
保管のポイント
- 直射日光、高温・多湿を避けて保管する(浴室や車内に置かない)
- 子どもの手の届かない場所に保管する
- 女性や子どもが誤って触れたり飲んだりしないよう、家族にも薬であることを伝えておくか、鍵のかかる場所などに保管する
- シートから出して別の容器に移し替えない(取り違えや品質低下を防ぐため)
- 使用期限が切れた薬や不要になった薬は、自治体のルールや薬局の案内に従って処分する
服用を習慣にする工夫
AGA治療薬の多くは1日1回の服用です。毎日続けるためには、生活の中に組み込むことが効果的です。たとえば、「朝の歯磨きのあと」「夕食後」など、毎日必ず行う行動とセットにすると忘れにくくなります。スマートフォンのリマインダーや、服薬管理アプリを使う方法もあります。外用薬は1日2回の使用が一般的なので、朝の身支度と入浴後など、タイミングを決めておくとよいでしょう。
料金表示の読み方|「月○円〜」を12か月総額に直す方法
AGAオンライン診療の比較で最も誤解が生まれやすいのが、料金の表示方法です。広告やランキングサイトでは「月々○○円〜」という最安値が大きく表示されますが、その価格が成立する条件はクリニックごとにまったく異なります。ここでは、表示価格の「条件」を見抜き、実際に支払う総額を計算する方法を解説します。
最安値表示に含まれやすい7つの条件
| 条件 | よくある表示 | 確認すること |
|---|---|---|
| ①初月限定 | 「初月○円」「初回お試し」 | 2か月目以降の通常価格はいくらか |
| ②長期契約 | 「12か月まとめて」「24か月定期」 | 一括払いか分割か。途中解約時の扱いはどうなるか |
| ③製品の種類 | 「フィナステリド○円〜」 | 国内承認薬か海外製か。先発品かジェネリックか |
| ④錠数 | 「1か月分」 | 28錠か30錠か。1錠あたりに直すと差がわかる |
| ⑤用量 | 「フィナステリド」 | 0.2mgか1mgか、1.3mgなど独自用量か |
| ⑥診察料 | 「診察料0円」 | 薬の処方がない場合や、再診・相談だけの場合に料金がかかるか |
| ⑦送料 | 表示価格とは別に記載 | 1回あたりいくらか。何円以上で無料か。年に何回配送されるか |
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特に注意したいのが②の長期契約です。12か月や24か月の「まとめ払い」「定期契約」を条件に、月あたりの価格を大きく下げて表示しているケースがあります。月額換算では安く見えても、初回に1年分をまとめて支払う必要があったり、途中でやめると割引前の価格との差額を請求されたりすることがあります。「いつでも解約できる」と書かれていても、「次回配送の何日前まで」といった期限があるのが一般的です。
12か月総額の計算式
比較するときは、表示価格をそのまま比べるのではなく、次の式で「1年間続けたときの総額」を出すことをおすすめします。AGA治療は効果判定に6か月程度かかるため、最低でも6か月、できれば12か月で比べると現実的です。
12か月総額 = 初回費用 +(2か月目以降の月額 × 11)+ 診察料の合計 +(送料 × 配送回数)+ 検査費用
※まとめ払いの場合は「まとめ払い価格 + 送料 + 診察料・検査費用」。途中解約の可能性がある場合は、解約時の精算ルールも確認。
計算例:表示価格が同じ「月3,000円台」でも総額は変わる
以下は計算方法を説明するための架空の例です。実在のクリニックの料金ではありません。
| 項目 | 架空のA院 | 架空のB院 | 架空のC院 |
|---|---|---|---|
| 表示価格 | 初月0円、以降月3,800円 | 12か月一括で月3,200円相当 | 毎月3,600円(都度購入) |
| 薬の内容 | 国内ジェネリック1mg・30錠 | 海外製1mg・30錠 | 国内ジェネリック1mg・28錠 |
| 診察料 | 0円 | 0円 | 初診0円・再診0円 |
| 送料 | 550円×12回 | 1,100円×1回(一括配送) | 1万円未満は1,100円×12回 |
| 薬代の合計 | 3,800円×11=41,800円 | 3,200円×12=38,400円 | 3,600円×12=43,200円 |
| 送料の合計 | 6,600円 | 1,100円 | 13,200円 |
| 12か月総額 | 48,400円 | 39,500円 | 56,400円 |
| 1錠あたり(薬代のみ) | 約116円(360錠) | 約107円(360錠) | 約129円(336錠) |
| 注意点 | 初月無料の条件(定期縛り)を確認 | 一括払い。海外製。途中解約時の返金ルールを確認 | 3か月まとめ買いで送料無料になる可能性 |
※すべて架空の数値です。実際の料金は各院でご確認ください。
この例のように、表示価格はC院が最も「安く見える」わけではないものの、送料の差だけで年間1万円以上の開きが出ることがあります。また、B院は総額では最も安いですが、海外製で一括払いという条件付きです。「どれが得か」は、国内承認薬にこだわるか、一括で支払えるか、途中でやめる可能性があるか、といった利用者側の事情によって変わります。
費用相場の目安
各院の公開情報を編集部で整理した範囲では、2026年時点のAGAオンライン診療の費用は、おおむね次のような水準に分布しています。あくまで幅のある目安であり、契約期間や製品の種類によって大きく変わります。
| 治療内容 | 月あたりの薬代の目安 | 12か月の目安(送料等を除く) |
|---|---|---|
| フィナステリド単剤 | 約1,500円〜7,000円 | 約1.8万円〜8万円 |
| デュタステリド単剤 | 約3,500円〜9,000円 | 約4万円〜11万円 |
| フィナステリド+ミノキシジル外用 | 約6,000円〜13,000円 | 約7万円〜15万円 |
| 内服+ミノキシジル内服(国内未承認)を含むプラン | 約5,000円〜15,000円 | 約6万円〜18万円 |
| 注入療法など施術を含む対面中心のプラン | 数万円〜 | 数十万円になることもある |
※2026年10月時点で編集部が各院の公開情報から算出した概算です。[[要確認]] 公開前に最新値で更新してください。
月額が極端に安い場合は、契約期間の縛りや海外製であることが条件になっていることが多く、逆に月額が高い場合は、オリジナル処方や施術、サプリメントなどが含まれていることがあります。いずれの場合も、「何に対していくら払うのか」を分解して確認することが大切です。
見落としやすい「その他の費用」
- 血液検査費用:治療前や定期的に血液検査を行う院もあります。数千円程度かかることがあります
- 処方なしの場合の診察料:「診察料無料」は薬を購入した場合に限る、という条件がある院があります。相談だけで終わった場合に費用がかかることも
- 決済手数料:代金引換や後払いで手数料がかかる場合があります
- 解約手数料・違約金:長期契約の途中解約で、割引分の返還や手数料を求められることがあります
- サプリメント・シャンプーなどのセット:プランに含まれていると、薬以外の費用が上乗せされます。必要かどうかを判断して選びましょう
気になるクリニックが2〜3院に絞れたら、それぞれの公式サイトで「希望する薬(国内製か海外製か、用量)」「希望する契約(都度か定期か)」を同じ条件にそろえ、12か月総額を計算してみてください。表計算ソフトやスマートフォンのメモに、上の計算式の項目を並べるだけで、広告の表示価格とは違う「本当の差」が見えてきます。
比較の”ものさし”10項目|編集部が確認したポイント
当サイトでは、22院を比べる際に、料金以外も含めて次の10項目を確認しました。後の比較表と各院の紹介はこの項目に沿って整理しています。ご自身にとって重要な項目に印を付けながら読むと、候補を絞り込みやすくなります。
| # | 項目 | なぜ重要か |
|---|---|---|
| 1 | 初診からオンラインか | 初回に対面が必要な院は、通える範囲に院があるかが前提になる |
| 2 | 医師との通話方法 | ビデオ通話か、音声のみか、チャット中心か。頭皮を見てもらえるか |
| 3 | 診療時間 | 平日夜・早朝・土日祝に受診できるか。24時間対応の院もある |
| 4 | 取扱薬の種類 | フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジル外用の推奨度A3種をそろえているか。国内製を選べるか |
| 5 | フィナステリドの価格 | 最も基本となる薬の価格。1錠あたり・6か月分で比較 |
| 6 | デュタステリドの価格 | 将来の切り替えを考えると重要。院によって差が大きい |
| 7 | 診察料・送料 | 年間の総額に効いてくる「見えにくいコスト」 |
| 8 | 相談体制 | 副作用や効果の不安をLINE・電話・メールなどで相談できるか |
| 9 | 契約・解約ルール | 定期便の停止・解約期限、違約金の有無が明示されているか |
| 10 | 返金・保証制度の条件 | 「全額返金」の適用条件が現実的か。条件が厳しすぎないか |
治療パターン別の年間費用イメージ
実際に治療を続けた場合の年間費用を、代表的な3つのパターンでイメージしてみます。数値は本ページの一覧表と費用相場の目安から編集部が試算した概算で、特定のクリニックの料金ではありません。
| パターン | 治療内容の例 | 年間の薬代の目安 | 送料等を含めた年間総額の目安 |
|---|---|---|---|
| 予防・維持中心 | 国内ジェネリックのフィナステリド1日1錠 | 約3万〜7万円 | 約3.5万〜8万円 |
| より強い抑制を目指す | 国内ジェネリックのデュタステリド1日1カプセル | 約5.5万〜11万円 | 約6万〜12万円 |
| 抑制+発毛(推奨度Aの併用) | フィナステリドまたはデュタステリド+ミノキシジル外用 | 約8万〜18万円 | 約9万〜19万円 |
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※編集部による概算。海外製の選択、長期契約の割引、先発品の選択などで大きく変わります。[[要確認]]
同じパターンでも、選ぶクリニックや契約形態によって年間で数万円の差が生じることがわかります。逆にいえば、ここで示した幅よりも大幅に安い、または高い場合には、その理由(海外製である、施術やサプリメントが含まれている、など)を確認する価値があります。治療は年単位で続くことが多いため、2年、3年と続けた場合の総額も一度計算しておくと、無理のない計画を立てやすくなります。
費用を無理なく抑える7つの考え方
AGA治療は長く続けることが前提のため、毎月の負担が少し下がるだけでも、年単位では大きな差になります。ここでは、治療の質を落とさずに費用を抑えるための考え方を紹介します。どの方法も、医師と相談したうえで取り入れることが前提です。
1. 先発品にこだわるか、国内ジェネリックで十分かを考える
国内で承認されたジェネリック医薬品は、先発品と同じ有効成分を含み、国の審査を経ています。先発品(プロペシア・ザガーロ)とジェネリックでは、6か月分で数万円の差が出ることもあります。特別な理由がなければ、国内ジェネリックを選ぶことで費用を抑えつつ、国内承認薬であることのメリット(品質の確認や公的救済制度の対象となりうること)を保てます。
2. 送料がかからない受け取り方を選ぶ
一定額以上の購入で送料が無料になる院では、2〜3か月分をまとめて購入する、あるいはまとめて配送される定期契約にするだけで、年間の送料を大きく減らせます。毎月550円の送料は、年間で6,600円になります。
3. 体に合うと確認できてから長期契約に
前章で紹介したとおり、最初は短めの期間で始め、副作用がないことと続けられることを確認してから長期契約に切り替えると、割引のメリットを受けつつ、途中解約のリスクを減らせます。
4. 不要なセットを外す
プランによっては、サプリメントやシャンプー、独自の外用薬などがセットになっています。それぞれが必要かどうかを医師に確認し、不要なものは外せるか相談してみましょう。治療の中心は推奨度Aの薬であることを忘れずに。
5. 外用薬の入手方法を比べる
ミノキシジル外用薬は、クリニックで処方を受けるほか、市販の一般用医薬品として購入することもできます。価格や濃度、容量を比べて、自分に合った入手方法を選ぶのも一つの方法です。市販品を使う場合も、医師に使用していることを伝えておきましょう。
6. 治療の目標を医師と共有する
「現状を維持できれば十分」なのか、「積極的に改善を目指したい」のかによって、必要な治療は変わります。目標が明確になれば、必要以上に強い治療や高額なプランを選ばずに済みます。逆に、目標に対して治療が不十分な場合は、医師が強化を提案してくれるでしょう。
7. 1年ごとに総額を振り返る
料金体系やキャンペーンは頻繁に変わります。1年に一度、支払った総額と得られた効果を振り返り、他院の料金と比べてみると、より負担の少ない選択肢が見つかることがあります。ただし、転院には診療記録の引き継ぎなどの手間もかかるため、費用の差だけでなく総合的に判断しましょう。
- 薬を1日おきに飲む、錠剤を割って量を減らすなど、自己判断で用法・用量を変える
- 個人輸入の安い薬に切り替える
- 家族や知人と薬を分け合う
- 処方された量を超えて外用薬を使う、または極端に減らす
いずれも効果が不確かになるだけでなく、健康被害のリスクを高めます。費用の悩みは、遠慮せずに医師に相談してください。
オンライン診療が向いている人・向いていない人
オンライン診療は便利な手段ですが、すべての人に最適というわけではありません。自分の状況がどちらに近いかを考えることで、オンライン専業型を選ぶか、対面院併設型を選ぶか、あるいは最初は対面の皮膚科を受診するかを判断しやすくなります。
- 生え際や頭頂部から、ゆっくり薄毛が進んでいる
- 頭皮にかゆみや赤みなどの症状がない
- 大きな持病がなく、服用中の薬が少ない
- 仕事や家庭の事情で通院の時間が取りにくい
- 近くにAGAを診療するクリニックがない
- 人目を気にせず相談したい
- すでに治療方針が決まっていて、継続処方を受けたい
- 急に大量の抜け毛が始まった、まだらに抜けている
- 頭皮に強いかゆみ、痛み、湿疹、赤みがある
- 肝臓・心臓・腎臓などに持病がある、多くの薬を飲んでいる
- AGA以外の脱毛症の可能性を指摘されたことがある
- 血液検査や頭皮の拡大診断を受けたうえで治療したい
- 植毛や注入療法など、施術も含めて検討したい
- 画面越しのコミュニケーションに不安がある
「対面受診を優先したほうがよい人」に当てはまる場合でも、オンライン診療を利用できないわけではありません。ただ、最初の診断だけは対面で受け、その後の継続処方をオンラインで受けるなど、組み合わせを検討する価値があります。対面院併設型のクリニックであれば、この切り替えを同じ医療機関の中で行えます。
掲載22院の選定方法と、掲載情報の範囲
比較を始める前に、当サイトがどのように22院を選び、どの範囲の情報を掲載しているかを説明します。比較情報の信頼性を判断していただくための情報です。
選定の基準
- 日本国内の医療機関(または医療機関と提携するサービス)が、AGAの診療をオンラインで提供していること
- 公式サイトで、料金・診療方法・運営者などの基本情報が公開されていること
- 2026年時点で、検索エンジンや主要な比較情報で頻繁に取り上げられており、利用者が比較検討する可能性が高いこと
- オンライン専業型と対面院併設型の双方を含め、多様な選択肢を示せること
掲載の有無は、医療機関からの依頼や金銭の授受によって決めていません。また、掲載していないクリニックが劣っているという意味でもありません。ここに挙げた22院以外にも、地域のクリニックや皮膚科でAGAのオンライン診療を行っている医療機関は多くあります。
掲載している情報と、していない情報
| 掲載している情報 | 掲載していない情報 |
|---|---|
| 公式サイト等で公開されている料金の目安、診療形態、診療時間、取扱薬、送料、主な制度 | 医療機関の順位・優劣の評価 |
| 契約前に確認しておきたい点(編集部の視点) | 効果を保証・示唆する表現、体験談、ビフォーアフター写真 |
| 公的機関・学会の情報に基づく治療薬の解説 | 非公開のキャンペーン価格、割引コード |
料金は、比較しやすいように「6か月分の薬代」を基本の単位としています。これは、多くの治療薬で効果判定の目安とされる期間が6か月程度であるためです。院によっては6か月単位の価格が公開されていないため、月額表示のみの場合はそのまま記載しています。
3つの質問で候補を絞り込む|簡易フローチャート
22院すべてを比べるのは大変です。次の3つの質問に順に答えると、どのタイプのクリニックから見ればよいかの目安がつきます。あくまで絞り込みの入り口であり、最終的には各院の情報を確認してください。
- はい → 「対面院併設型(B-1〜B-11)」から、通える範囲に院があるクリニックを探す。初診のみ対面で、以降オンラインに切り替えられるかも確認
- いいえ/どちらでもよい → 質問2へ
- はい → 国内製の薬を扱う院(一覧表の「主な取扱」で国内製と記載のある院)に絞る。価格は国内製同士で比べる
- 価格を優先し、海外製も検討する → 海外製を扱う院も候補に含める。ただし公的救済制度の対象外となる点を理解しておく
- 総額の安さ → 一覧表の「フィナステリド6か月分」「送料」の列を見て、候補を3院程度選び、12か月総額を計算
- 受診時間の自由度 → 「項目別に見る22院の違い」の受診のしやすさの表で、24時間・早朝深夜対応の院を確認
- 相談のしやすさ → LINE・メール相談の有無、担当医制、診察時間の長さを各院の紹介で確認
- 将来の薬の切り替え → デュタステリドの価格もあわせて比較
この3つの質問で候補が2〜3院に絞れたら、後半の「比較チェックシート」に書き出して、公式サイトで最新の情報を確認してみてください。
AGAオンライン診療22院の比較一覧表【2026年10月時点】
ここからは、オンラインでAGA診療を受けられる22のクリニック・サービスを、同じ項目で整理します。掲載順は順位ではありません。「オンライン専業型(11院)」と「対面院併設型(11院)」の2つに分け、それぞれ名称順に並べています。
料金は、各院の公式サイトおよび公開情報をもとに編集部が整理した「6か月分の薬代の目安(税込)」です。キャンペーン、契約期間、製品の種類(国内製・海外製)によって変動し、予告なく改定されることがあります。[[要確認]] 本表の数値は公開前・更新時に各公式サイトの最新情報で確認してください。実際の費用は必ず各院でご確認のうえ、ご自身で判断してください。
A. オンライン専業型(11院)
| 名称 | 初診オンライン | 診療時間の目安 | フィナステリド6か月分 | デュタステリド6か月分 | 送料(1回) | 主な取扱 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AGA-LU | 可 | WEB申込24時間 | 独自配合薬が中心 | — | 無料 | 独自配合内服薬 |
| AGAオンクリ | 可 | 24時間 | 約20,000円(180錠) | 約32,500円 | 約1,000円 | 国内製フィナ・デュタ |
| AGAヘアクリニック | 可 | 10:00〜20:00 | 初月1,800円・以降月3,600円〜 | 要確認 | 520円 | 内服・外用 |
| elife | 可 | 7:00〜23:30 | 約29,700円(168錠) | 約24,300円 | 無料 | 海外製フィナ・デュタ |
| Oops HAIR | 可 | 10:00〜22:00 | 約22,968円(168錠) | 約32,868円 | 550円 | 国内製・海外製、ミノ外用 |
| DMMオンラインクリニック | 可 | 24時間(年末年始除く) | 約20,130円(180錠) | 約39,600円 | 550円 | 国内製・海外製、ミノ外用 |
| 東京オンラインクリニック | 可 | 11:00〜20:00 | 月6,000円〜 | 月6,000円前後 | 350円 | 内服 |
| フィットクリニック | 可 | 平日10:00〜20:00 | 約16,200円(180錠) | 約20,400円 | 385円〜 | 海外製フィナ・デュタ |
| FelK | 可 | 10:00〜19:00 | 月1,650円〜 | 要確認 | 550円 | 内服・外用 |
| メンズライフクリニック | 可 | 11:00〜20:00 | 月6,200円〜9,460円 | 同左の範囲 | 要確認 | フィナ・デュタ・ミノ |
| レバクリ | 可 | 24時間 | 約23,595円(180錠) | 約27,885円 | 550円(長期定期1,100円) | 国内製・海外製、ミノ外用 |
← 表は横にスクロールできます →
※6か月分は、6か月の契約・まとめ払い・定期のうち公開されている最安条件での薬代の目安。錠数は28錠×6(168錠)または30錠×6(180錠)。[[要確認]]
B. 対面院併設型(11院)
| 名称 | 初診オンライン | 院の展開 | フィナステリド6か月分 | デュタステリド6か月分 | 送料(1回) | 主な取扱 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AGAスキンクリニック | 初診は対面 | 全国60院以上 | 約36,700円(168錠) | ザガーロ約57,550円 | マイページ依頼で無料 | 国内製、ミノ外用、施術 |
| AGAメディカルケアクリニック | 要確認(初回対面とする情報あり) | 関東中心 | 約47,630円(168錠) | ザガーロ約62,700円 | 要確認 | 国内製、施術 |
| イースト駅前クリニック | 可 | 全国40院以上 | 約20,130円(168錠) | 約37,400円 | 1万円以上無料・未満1,100円 | 国内製、ミノ外用 |
| クリニックフォア | 可 | 首都圏中心 | 6か月定期で月3,613円〜 | 要確認 | 550円 | 国内製・海外製 |
| ゴリラクリニック | 可 | 全国20院以上 | 約28,800円(180錠) | 約42,000円 | 1万円以上無料・未満1,000円 | 国内製・海外製、施術 |
| スマイルAGAクリニック | 可 | 首都圏 | 約34,600円(168錠) | ザガーロ約55,330円 | 地域により異なる | 国内製、施術 |
| Dクリニック | 可 | 全国主要都市 | 月4,400円〜9,900円 | 同左の範囲 | 450円程度 | 国内製、施術 |
| Dr.AGAクリニック | 可 | 全国主要都市 | 約46,200円(168錠) | 約56,100円 | 着払い | 国内製、施術 |
| ベアAGAクリニック | 可 | 東京(新宿) | 予防プラン月2,750円 | 要確認 | 1,100円 | 内服、施術 |
| 湘南AGAクリニック | 可 | 全国 | 要確認 | 約39,000円 | 1万円以上無料・未満1,000円 | 国内製・海外製、施術 |
| 駅前AGAクリニック | 可 | 全国13院前後 | 約24,900円(180錠) | 約49,500円 | 無料(一部除く) | 国内製・海外製、施術 |
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※院数・診療時間は院や時期によって異なります。[[要確認]]
一覧表は「全体の傾向」をつかむためのものです。一般的に、オンライン専業型は薬代と診察料を抑えた設定が多く、診療時間も長めです。対面院併設型は薬代がやや高めの傾向がある一方で、対面での診察や血液検査、注入療法・植毛などの施術も選べる点が特徴です。どちらが良いかではなく、ご自身が「何を重視するか」で選ぶことが大切です。
オンライン専業型11院の特徴
以下では、各院の特徴を「事実情報」「向いている人」「確認しておきたい点」に分けて整理します。「確認しておきたい点」は欠点の指摘ではなく、契約前に公式サイトで確かめておくと安心な事項です。リンクは各院の公式サイト(通常リンク)です。
WEBで24時間申し込みができるオンライン完結型のサービスです。フィナステリドとミノキシジル(内服)などを1錠にまとめた独自配合の内服薬を中心に提供しているのが特徴で、送料は無料とされています。
- 診療形態
- オンライン(ビデオ通話による診察)
- 主な取扱
- 独自配合の内服薬(成分・用量は公式サイトで確認)
- 料金の目安
- 初回お試し価格あり、以降1か月4,500円〜9,980円程度 [[要確認]]
- 送料
- 無料
- 1日1錠のシンプルな服用を希望する人
- WEBだけで手続きを済ませたい人
- 独自配合薬は国内承認薬ではない。成分と量の明示を確認
- ミノキシジル内服(推奨度D)を含む場合の副作用説明
公式サイト:AGA-LU
医療法人社団CFSが提供するAGA専門のオンライン診療サービスです。24時間受診できる体制をうたっており、国内製のフィナステリド・デュタステリドを扱っています。初診料・再診料は無料とされています。
- 運営
- 医療法人社団CFS
- 診療時間
- 24時間
- フィナステリド
- 6か月分で約20,000円(180錠) [[要確認]]
- デュタステリド
- 6か月分で約32,500円 [[要確認]]
- 送料
- 約1,000円(地域により変動)
- 深夜・早朝しか時間が取れない人
- 国内製の薬を比較的抑えた価格で続けたい人
- 送料が1回1,000円程度。配送回数を減らせるか
- ミノキシジル外用の取扱有無
公式サイト:AGAオンクリ
オンラインでの診察・カウンセリングを無料で受けられるとしているAGA治療クリニックです。初月の料金を抑えたプランを設けており、内服薬・外用薬を複数種類用意しています。副作用への対応体制を案内している点も特徴です。
- 診療時間
- 10:00〜20:00
- 予防系プラン
- 初月1,800円、次月以降3,600円〜 [[要確認]]
- 発毛系プラン
- 初月10,800円〜、次月以降12,600円〜 [[要確認]]
- 送料
- 520円
- 初月の負担を抑えて始めたい人
- 相談しながら薬を選びたい人
- 2か月目以降の価格で12か月総額を計算
- 発毛系プランに含まれる成分(内服ミノキシジルの有無)
公式サイト:AGAヘアクリニック
eLife株式会社が提供するオンライン診療サービスで、AGAのほかED、メディカルダイエットなども扱っています。早朝7時から深夜23時30分まで、土日祝も受診できる点と、薬の送料が無料である点が特徴です。LINEやメールでの相談にも対応しています。
- 診療時間
- 7:00〜23:30(土日祝含む)
- フィナステリド
- 6か月分で約29,700円(168錠)[[要確認]]
- デュタステリド
- 6か月分で約24,300円 [[要確認]]
- 製品
- 海外製フィナステリド・デュタステリド
- 送料
- 無料
- デュタステリドを検討している人
- 出勤前や夜遅くに受診したい人
- 海外製であること(公的救済制度の対象外)
- ミノキシジル外用の取扱有無
公式サイト:elife
株式会社SQUIZが提供するAGAオンライン診療サービスです。LINEで予約や薄毛の相談ができ、音声通話またはビデオ通話で診察を受けられます。国内製・海外製のフィナステリド、国内製デュタステリド、ミノキシジル外用を取り扱っています。服用開始から一定期間内の副作用に関する返金制度を設けています。
- 診療時間
- 10:00〜22:00
- フィナステリド
- 6か月分で約22,968円(168錠)[[要確認]]
- デュタステリド
- 6か月分で約32,868円 [[要確認]]
- 送料
- 550円
- 普段使いのLINEで完結させたい人
- 推奨度Aの3成分をそろえて検討したい人
- 返金制度の適用条件と期間
- 音声のみの診察を選ぶ場合、頭皮の確認方法
公式サイト:Oops HAIR
オンライン診療のプラットフォームサービスで、診療は提携先医療機関が行う仕組みです。年末年始を除く24時間受診に対応しているとされ、国内製・海外製のフィナステリド・デュタステリド、ミノキシジル外用など取扱の幅が広いのが特徴です。条件付きで副作用時の返金制度を設けています。
- 診療
- 提携医療機関(医療法人社団DMHなど)
- 診療時間
- 24時間(年末年始除く)
- フィナステリド
- 6か月分で約20,130円(180錠)[[要確認]]
- デュタステリド
- 6か月分で約39,600円 [[要確認]]
- 送料
- 550円
- 時間を問わず受診したい人
- 国内製・海外製を比べて選びたい人
- プラットフォーム型のため、担当医療機関の名称を確認
- 返金制度の適用条件(健康診断結果の提示など)
公式サイト:DMMオンラインクリニック
WEBやLINEから予約できるオンラインクリニックです。10分単位で予約枠が設けられており、空きがあれば当日中の受診も可能とされています。AGA以外の診療科目も扱っています。送料が比較的低めに設定されている点が特徴です。
- 診療時間
- 11:00〜20:00
- 予防系プラン
- 月6,000円〜 [[要確認]]
- 発毛系プラン
- 月9,800円〜 [[要確認]]
- 送料
- 350円
- 送料を含めた総額を抑えたい人
- 当日中に予約して受診したい人
- フィナステリド単剤の価格と国内製の有無
- 定期便の解約期限
公式サイト:東京オンラインクリニック [[要確認:URL]]
一般社団法人メディカルフィットが提供するオンライン診療サービスです。WEB・LINE・電話で予約でき、初診料・再診料は無料とされています。海外製のフィナステリド・デュタステリドを扱っており、薬代は比較的低めの水準です。
- 運営
- 一般社団法人メディカルフィット
- 診療時間
- 平日10:00〜20:00、土10:00〜20:00、日祝10:00〜18:00
- フィナステリド
- 6か月分で約16,200円(180錠)[[要確認]]
- デュタステリド
- 6か月分で約20,400円 [[要確認]]
- 送料
- 385円〜
- 薬代を抑えることを最優先にしたい人
- 電話で予約したい人
- 海外製であること(公的救済制度の対象外)
- ミノキシジル外用の取扱がない点
公式サイト:フィットクリニック
オンライン診療を行う医療機関と利用者をつなぐサービスです。予算に合わせて選べる複数のプランを用意しており、定期配送による割引を設けています。サービスの性質上、実際に診療を行うのは提携先の医療機関です。
- 診療時間
- 10:00〜19:00
- 予防系プラン
- 月1,650円〜 [[要確認]]
- 発毛系プラン
- 月10,395円〜 [[要確認]]
- 送料
- 550円
- 複数のプランから予算に合わせて選びたい人
- 定期配送で飲み忘れを防ぎたい人
- 診療を担当する医療機関の名称と連絡先
- 最安プランの薬の種類と契約期間
公式サイト:FelK
処方薬による治療に絞ったオンラインクリニックです。フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルの3成分を中心に扱い、不要なオプションを設けない方針を掲げています。LINEで24時間予約ができ、ビデオ通話による診察のほか、LINEメッセージでの相談にも対応しています。
- 診療時間
- 11:00〜20:00
- 料金
- 月6,200円〜9,460円程度 [[要確認]]
- 送料
- 要確認
- オプションのないシンプルな料金を好む人
- 診察後も気軽にLINEで質問したい人
- 送料・割引制度の有無
- 国内製か海外製か
公式サイト:メンズライフクリニック
レバレジーズ株式会社が提供するオンライン診療サービスで、診療は提携医療機関が行います。診察から処方まで最短15分程度とうたっており、初診料・再診料は無料です。定期配送の期間が長いほど割引率が上がる料金体系で、条件付きの副作用時返金制度もあります。
- 診療時間
- 24時間(予約枠による)
- フィナステリド
- 6か月分で約23,595円(180錠)[[要確認]]
- デュタステリド
- 6か月分で約27,885円 [[要確認]]
- 送料
- 550円(6か月以上の定期は1回1,100円)
- 長く続ける前提で月額を下げたい人
- デュタステリドを比較的抑えた価格で検討したい人
- 長期契約(12・24か月)の途中解約時の扱い
- 最安表示の条件(契約期間・製品)
公式サイト:レバクリ
対面院併設型11院の特徴
対面院併設型は、全国または特定地域に実際のクリニックを構えながら、オンライン診療にも対応している医療機関です。オンライン専業型に比べると薬代は高めの傾向がありますが、「最初は対面で詳しく診てもらい、その後オンラインに切り替える」「血液検査を院内で受ける」「施術も検討する」といった使い方ができます。
麻生美容クリニックグループが運営する、薄毛・抜け毛治療に特化したクリニックです。全国に60院以上を展開し、完全予約制・個室でのカウンセリングを特徴としています。初診は対面での診察を必須とし、2回目以降はオンラインでの再診や薬の郵送に対応しています。国内製の内服薬、ミノキシジル外用のほか、植毛や注入療法なども扱っています。
- 初診
- 対面必須(以降オンライン可)
- フィナステリド
- 6か月分で約36,700円(168錠)[[要確認]]
- デュタステリド
- ザガーロ6か月分で約57,550円 [[要確認]]
- ミノキシジル外用
- 6か月分で約40,800円 [[要確認]]
- 血液検査
- 無料とされている
- 近くに院があり、最初は直接診てもらいたい人
- 植毛なども含めて幅広く相談したい人
- 初回は来院が必要
- オリジナル発毛薬を含むプランの成分と返金条件
公式サイト:AGAスキンクリニック [[要確認:URL]]
医療法人社団皐月会による、男性の薄毛・抜け毛治療専門のクリニックです。医師とカウンセラーが同じ患者を継続して担当するチーム体制を特徴としています。オリジナル治療薬やメソセラピーなどの施術も用意しています。初診のオンライン対応については情報源によって記載が異なるため、受診前に確認が必要です。
- 院の展開
- 関東を中心に数院
- フィナステリド
- 6か月分で約47,630円(168錠)[[要確認]]
- デュタステリド
- ザガーロ6か月分で約62,700円 [[要確認]]
- 相談
- LINEでの相談に対応
- 同じ担当者に継続して見てもらいたい人
- 関東在住で通院も検討できる人
- 初診からオンラインで受けられるか
- 送料・返金制度の詳細
公式サイト:AGAメディカルケアクリニック
医療法人社団イースト会が運営する男性専用の自由診療クリニックで、AGA、ED、メディカルダイエットを専門としています。全国の主要駅の近くに院を構え、予約なしでの来院にも対応しているとされます。アプリを使ったオンライン診療にも対応し、国内製のフィナステリド・デュタステリド、ミノキシジル外用を扱っています。
- 院の展開
- 北海道から九州まで全国40院以上 [[要確認]]
- フィナステリド
- 6か月分で約20,130円(168錠)[[要確認]]
- デュタステリド
- 6か月分で約37,400円 [[要確認]]
- ミノキシジル外用
- 6か月分で約29,700円 [[要確認]]
- 送料
- 1万円以上の購入で無料、未満は1,100円
- 対面とオンラインを状況に応じて使い分けたい人
- 国内製の推奨度A3成分を同じ院でそろえたい人
- 薬の処方がない場合の診察料
- まとめ買いで送料を無料にできるか
公式サイト:イースト駅前クリニック
医療法人社団エムズが運営するクリニックで、内科・皮膚科など幅広い診療を行っています。オンライン診療は初診からビデオ通話で受けられ、早朝から深夜まで予約枠が設けられています。予防プランには初月の割引や、まとめ払い・定期による割引があります。条件付きで副作用時の返金制度を設けています。
- オンライン診療時間
- 7:00〜24:00程度(日により異なる)[[要確認]]
- 予防プラン
- 6か月まとめ定期で月3,613円〜 [[要確認]]
- 発毛プラン
- 6か月まとめ定期で月9,702円〜 [[要確認]]
- 送料
- 550円
- 血液検査
- 希望者は有料で受検可能
- 出勤前や深夜に受診したい人
- AGA以外の体調も同じクリニックで相談したい人
- 割引価格の前提となる契約期間
- 発毛プランに含まれるミノキシジルの剤形(内服か外用か)
公式サイト:クリニックフォア
医療法人社団十二会が運営する男性専用の総合美容クリニックで、医療脱毛のほかAGA治療も行っています。全国20院以上を展開し、対面・オンラインのどちらでも診療を受けられます。治療前の血液検査を実施しており、一定条件を満たした場合の効果に関する返金保証制度を設けています。
- フィナステリド
- 6か月分で約28,800円(180錠)[[要確認]]
- デュタステリド
- 6か月分で約42,000円 [[要確認]]
- 血液検査
- 初回は有料の場合あり(約3,800円)[[要確認]]
- 送料
- 1万円以上の購入で無料、未満は1,000円
- 血液検査を受けてから治療を始めたい人
- 男性専用の環境で通院したい人
- 返金保証の条件(来院での写真撮影など)
- 解約時の手数料
公式サイト:ゴリラクリニック
首都圏に複数の院を構えるAGA・薄毛治療専門のクリニックです。内服薬のほか、注射を使わない方法を含む注入療法など、施術の選択肢も用意しています。初回からオンライン診療に対応し、診察・血液検査・マイクロスコープによる頭皮診断を無料としている(施術内容による)点が特徴です。
- 院の展開
- 渋谷・新宿・八重洲・池袋など [[要確認]]
- フィナステリド
- 6か月分で約34,600円(168錠)[[要確認]]
- プロペシア
- 6か月分で約43,120円 [[要確認]]
- デュタステリド
- ザガーロ6か月分で約55,330円 [[要確認]]
- 先発品(プロペシア・ザガーロ)を希望する人
- 首都圏で施術も検討したい人
- 送料(地域により異なる)
- 途中解約時の手数料(未実施分の一定割合)
公式サイト:スマイルAGAクリニック
全国の主要都市に院を構える頭髪治療のクリニックグループです。オンラインでも血液検査に対応し、生活習慣の指導も含めた治療を提供しています。他院で治療中の人に向けたセカンドオピニオン診療を行っている点も特徴です。オンライン専業型と異なり、診察料・検査料が別途かかる料金体系です。
- 診察料
- 3,300円(初診・再診)[[要確認]]
- 血液検査
- 5,500円(以降は半年ごとに検査)[[要確認]]
- 抜け毛抑制の内服
- 月4,400円〜9,900円 [[要確認]]
- 送料
- 450円程度
- 他院の治療に疑問があり、別の意見を聞きたい人
- 定期的な検査を受けながら治療したい人
- 診察料・検査料を含めた12か月総額
- 独自治療(高額な施術)の内容と根拠
公式サイト:Dクリニック
医療法人社団日昇会が運営する薄毛・AGA治療専門クリニックです。全国の主要都市に駅近の院を構え、完全個室制を特徴としています。対面とオンラインのどちらでも受診でき、国内製の先発品・ジェネリックを扱っています。一定条件での効果に関する返金制度があります。
- フィナステリド
- 6か月分で約46,200円(168錠)[[要確認]]
- プロペシア
- 6か月分で約71,940円 [[要確認]]
- デュタステリド
- 6か月分で約56,100円 [[要確認]]
- ザガーロ
- 6か月分で約83,160円 [[要確認]]
- 送料
- 着払い
- プライバシーに配慮された環境で通院したい人
- 国内の先発品を希望する人
- 返金制度の条件(長期セット契約・来院での経過観察など)
- 初月割引後の通常価格
公式サイト:Dr.AGAクリニック公式サイト [[要確認:公式URLを確認のうえリンク設定]]
東京・新宿三丁目駅の近くにあるAGA治療クリニックで、院長が治療からアフターケアまで直接担当することを特徴としています。予防から発毛まで複数のプランを用意し、初診料・カウンセリング・血液検査を無料としています。初診からオンライン診療と薬の配送にも対応しています。
- 院の展開
- 東京(新宿)
- 予防プラン
- 月2,750円 [[要確認]]
- 発毛系プラン
- 月11,000円〜 [[要確認]]
- 送料
- 1,100円
- 同じ医師に継続して診てもらいたい人
- 予防段階から低めの価格で始めたい人
- 予防プランの薬の種類(国内製か)
- 診療日・時間(休診日が多め)
公式サイト:ベアAGAクリニック
SBCメディカルグループが提供するAGA・薄毛治療のクリニックです。全国に多数の院を展開し、初診からのオンライン診療にも対応しています。薬はコンビニでの受け取りにも対応しているとされます。初回購入時に採血を行うなど、検査を組み込んだ体制をとっています。
- デュタステリド
- 6か月分で約39,000円 [[要確認]]
- 血液検査
- 約3,870円(初回は必須)[[要確認]]
- 診察料
- 薬の処方がない場合は有料の場合あり
- 送料
- 1万円以上の購入で無料、未満は1,000円
- 地方在住で近くに院がある人
- コンビニ受け取りを希望する人
- オリジナル処方薬の成分と承認状況
- 効果保証の対象となる薬と条件
公式サイト:湘南AGAクリニック
薄毛・抜け毛治療に特化したクリニックで、男性のAGAのほか、女性の薄毛や円形脱毛症にも対応しているとしています。主要駅の近くに院を構え、LINEのビデオ通話によるオンライン診療にも対応しています。薬の配送料は一部を除き無料とされています。
- フィナステリド
- 6か月分で約24,900円(180錠)[[要確認]]
- デュタステリド
- 6か月分で約49,500円 [[要確認]]
- 送料
- 無料(一部を除く)
- 支払い
- 現金・カード・ローン・振込
- AGA以外の脱毛症の可能性も含めて相談したい人
- 送料をかけたくない人
- 効果保証の条件(指示どおりの通院など)
- 施術を含むプランの総額
公式サイト:駅前AGAクリニック
各院の紹介は、公開情報をもとに編集部が要点をまとめたものです。サービス内容や料金は頻繁に変わるため、ここで気になったクリニックがあれば、必ず公式サイトで最新の料金表・契約条件・特定商取引法に基づく表記(事業者名、返品・解約条件など)を確認してください。オンライン診療は、契約する前に無料のカウンセリングや問診だけを受けられる院も多くあります。
項目別に見る22院の違い|料金以外の比較
ここまでは院ごとの情報を整理してきましたが、ここでは視点を変えて、「薬の価格」「受診のしやすさ」「相談・保証の体制」という項目ごとに22院の傾向を横断的に見ていきます。特定の院を推薦するためではなく、「この項目を重視するなら、こういう違いがある」ということを知るための整理です。
成分別に見た6か月分の薬代の分布
公開情報を確認できた院について、フィナステリドとデュタステリドの6か月分の薬代を価格帯ごとに分けると、次のようになります。錠数(168錠か180錠か)や製品(国内製・海外製・先発品)が混在しているため、あくまで傾向をつかむための目安です。
| 価格帯(6か月分) | フィナステリド | デュタステリド |
|---|---|---|
| 2万円未満 | フィットクリニック(海外製) | — |
| 2万〜2.5万円 | AGAオンクリ、DMMオンラインクリニック、イースト駅前クリニック、Oops HAIR、レバクリ、駅前AGAクリニック | フィットクリニック(海外製)、elife(海外製) |
| 2.5万〜3.5万円 | ゴリラクリニック、elife(海外製)、スマイルAGAクリニック | レバクリ、AGAオンクリ、Oops HAIR |
| 3.5万〜5万円 | AGAスキンクリニック、Dr.AGAクリニック、AGAメディカルケアクリニック | イースト駅前クリニック、湘南AGAクリニック、DMMオンラインクリニック、ゴリラクリニック、駅前AGAクリニック |
| 5万円以上 | (先発品プロペシアを選ぶ場合の多く) | Dr.AGAクリニック、ザガーロ(先発品)を扱う院の多く |
← 表は横にスクロールできます →
※各院の公開情報をもとに編集部が分類した目安。プランの見直しやキャンペーンで変動します。月額表示のみの院は分類から除外しています。[[要確認]]
この分布からわかるのは、フィナステリドが安い院が、デュタステリドも安いとは限らないということです。たとえば、フィナステリドでは中間的な価格帯の院が、デュタステリドでは比較的安い価格帯に入っていることもあります。将来、薬を切り替える可能性があるなら、両方の価格を確認しておくと、転院の手間を減らせます。
1錠あたりの価格に直して比べる
料金表の錠数がそろっていない場合は、1錠あたりの価格に直すと比較しやすくなります。計算は「6か月分の薬代 ÷ 錠数」です。たとえば、6か月分20,130円で180錠なら1錠あたり約112円、6か月分20,130円で168錠なら約120円となり、同じ金額でも1錠あたりでは差が出ます。わずかな差に見えても、毎日飲み続ける薬なので、年間では数千円の違いになります。
1錠あたりの価格 = 一定期間の薬代 ÷ その期間の錠数
例:20,130円 ÷ 180錠 ≒ 112円/20,130円 ÷ 168錠 ≒ 120円。年間(365錠)では約2,900円の差。
受診のしやすさで比べる
| 受診のしやすさ | 該当する院(公開情報ベース) | 確認のポイント |
|---|---|---|
| 24時間対応をうたう | AGAオンクリ、DMMオンラインクリニック、レバクリ | 24時間「予約受付」か「診察」かを確認 |
| 早朝・深夜帯に対応 | elife(7:00〜23:30)、クリニックフォア(早朝〜深夜の枠)、Oops HAIR(〜22:00) | 土日祝の時間帯 |
| LINEで予約・相談 | Oops HAIR、メンズライフクリニック、elife、フィットクリニック、AGAメディカルケアクリニック など | 医師の診察もLINEで行うか、予約のみか |
| 全国に対面院がある | AGAスキンクリニック、イースト駅前クリニック、湘南AGAクリニック、ゴリラクリニック、Dr.AGAクリニック、駅前AGAクリニック、Dクリニック | 最寄りの院の場所と診療時間 |
| 初診は対面 | AGAスキンクリニック(ほか確認が必要な院あり) | 来院可能な範囲に院があるか |
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配送・受け取り方法で比べる
送料は1回あたりでは数百円ですが、毎月配送されると年間で数千円から1万円以上の差になります。送料の設定は大きく次の4タイプに分かれます。
- 常に無料:elife、AGA-LU、駅前AGAクリニック(一部を除く)など
- 一定額以上で無料:イースト駅前クリニック、湘南AGAクリニック、ゴリラクリニック(いずれも1万円以上の購入で無料とされる)
- 定額:350円〜1,100円程度(DMMオンラインクリニック、Oops HAIR、クリニックフォアなどは550円)
- 着払い・地域による:Dr.AGAクリニック、スマイルAGAクリニックなど
「一定額以上で無料」の院では、2〜3か月分をまとめて購入すると送料がかからなくなる場合があります。また、ポスト投函、コンビニ受け取り、日時指定など、受け取り方法の選択肢も院によって異なります。家族と同居している方や、日中不在がちな方は、受け取り方法もあわせて確認しておくと安心です。
相談・保証の体制で比べる
| 制度・体制 | 主な院(公開情報ベース) | 注意点 |
|---|---|---|
| 副作用時の返金制度 | DMMオンラインクリニック、レバクリ、Oops HAIR、クリニックフォア | 申請期限、対象プラン、医師の判断、薬の返送などの条件がある |
| 効果に関する返金・保証制度 | AGAスキンクリニック、ゴリラクリニック、Dr.AGAクリニック、湘南AGAクリニック、駅前AGAクリニック、スマイルAGAクリニック、AGAメディカルケアクリニック | 長期セット契約、定期的な来院・撮影、現金払いなど厳しい条件が多い |
| 血液検査 | ゴリラクリニック、湘南AGAクリニック、Dクリニック、クリニックフォア(希望者)、AGAスキンクリニック など | 費用の有無、オンラインでの受け方 |
| 診察以外での相談手段 | LINE・メール・電話など院により異なる | 医師に届くのか、事務スタッフ対応か |
| セカンドオピニオン | Dクリニック | 費用と、相談のみで終われるか |
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※制度の有無・条件は変更されることがあります。必ず各院の公式情報をご確認ください。[[要確認]]
保証制度は「あると安心」なものですが、制度の多さで院の良し悪しは決まりません。むしろ重要なのは、副作用や不安が生じたときに、医師にすぐ相談できる窓口があるかどうかです。返金の条件を読み込むのと同じくらい、「困ったときに誰が、どの手段で、どのくらいの時間で対応してくれるのか」を確認しておくことをおすすめします。
目的・状況別の選び方|あなたに合うのはどのタイプ?
22院の情報を見ても、「結局どこを選べばいいのか」と迷う方は多いと思います。当サイトは特定のクリニックを推薦しませんが、利用者の目的や状況によって「重視すべき項目」は整理できます。ここでは代表的な7つのケースについて、比較の優先順位を示します。ご自身に近いケースを参考に、候補を2〜3院に絞り込んでみてください。
ケース1:まずは費用を抑えて抜け毛対策を始めたい
薄毛が気になり始めた段階で、まずは抜け毛の進行を抑える治療から始めたい、という方は多いでしょう。この場合、中心になるのはフィナステリド単剤の処方です。
- 最優先で比べる項目:フィナステリドの1錠あたりの価格、送料、診察料
- あわせて確認:国内製と海外製のどちらの価格か。最安値が長期契約前提でないか
- 計算のポイント:6か月・12か月の総額で比較。送料の年間合計を忘れずに
- 判断の目安:同じ条件(国内製・同じ契約期間)にそろえて、総額の差が数千円程度なら、相談体制や受診時間の便利さで選ぶのも合理的
比較表の「フィナステリド6か月分」の列で目安をつけ、候補の公式サイトで「都度購入」「3か月」「6か月」の価格を確認するとよいでしょう。最初から12か月契約にするよりも、まず短めの期間で始め、副作用がないことや続けられることを確認してから長期契約に切り替える方法もあります。
ケース2:すでに薄毛が進んでいて、発毛も目指したい
生え際の後退や頭頂部の地肌の見え方がはっきりしてきた場合、医師から抜け毛を抑える薬に加えて、発毛を促す薬の併用を提案されることがあります。ガイドラインで推奨度Aとされている組み合わせは、「フィナステリドまたはデュタステリドの内服」と「ミノキシジルの外用」です。
- 最優先で比べる項目:内服薬+ミノキシジル外用のセット価格、またはそれぞれの単体価格
- あわせて確認:「発毛プラン」にミノキシジル内服(国内未承認・推奨度D)が含まれていないか
- 計算のポイント:外用薬は市販品(一般用医薬品)と価格を比べてみるのも一つの方法
- 判断の目安:推奨度Aの組み合わせを国内製でそろえられるか、を一つの基準に
オンライン診療の「発毛プラン」は、ミノキシジルの内服薬を含むものが少なくありません。内服薬を希望しない場合は、外用薬で構成されたプランがあるか、内服薬を外用薬に変更できるかを問い合わせてみてください。
ケース3:フィナステリドを続けたが効果が物足りない
フィナステリドを半年〜1年続けても効果を実感しにくい場合、医師と相談のうえでデュタステリドへの切り替えが検討されることがあります。この場合、比較の軸は「デュタステリドの価格」と「切り替えの相談のしやすさ」です。
- 最優先で比べる項目:デュタステリドの6か月分の価格(院による差が大きい)
- あわせて確認:現在の治療内容を伝えて相談できるか。転院の場合、これまでの経過(写真など)を共有できるか
- 判断の目安:フィナステリドが安い院でも、デュタステリドは割高な場合がある。比較表で両方の列を見る
効果の感じ方には個人差があり、6か月程度では判断が難しいこともあります。自己判断で薬を変えたり、量を増やしたりせず、必ず医師に相談しましょう。他院からの乗り換えを歓迎するキャンペーンを設けている院もありますが、価格だけでなく、これまでの治療経過をきちんと引き継いで診てもらえるかを重視してください。
ケース4:仕事が忙しく、受診の時間を取りにくい
- 最優先で比べる項目:診療時間(早朝・深夜・24時間・土日祝)、予約の取りやすさ
- あわせて確認:診察にかかる時間、薬の発送までの日数、定期配送の有無
- 判断の目安:定期配送を使えば毎月の受診は不要になることが多いが、定期的に医師が経過を確認する仕組みがあるかは確認
オンライン専業型の多くは診療時間が長く、24時間対応をうたうサービスもあります。ただし、24時間「予約受付」なのか、24時間「診察可能」なのかは区別して確認しましょう。また、定期配送を利用する場合も、副作用が出たときにすぐに配送を止められるか、医師に相談できるかは重要です。
ケース5:初めてで不安が大きい。じっくり相談したい
- 最優先で比べる項目:医師とビデオ通話で話せるか、診察時間に余裕があるか、診察後の相談窓口
- あわせて確認:初回の対面診察が可能か、血液検査の有無
- 判断の目安:対面院併設型で最初に一度対面受診し、その後オンラインに切り替える方法も
オンライン診療の中には、診察が数分で終わるサービスもあります。それ自体が悪いわけではありませんが、不安が大きい方は、質問の時間をしっかり取ってもらえるか、診察後もLINEや電話で相談できるかを重視するとよいでしょう。事前に質問したいことをメモにまとめておくと、短い時間でも聞きたいことを確認できます(後述の「受診前チェックリスト」を参考にしてください)。
ケース6:持病がある、ほかの薬を飲んでいる
- 最優先で比べる項目:問診の丁寧さ、血液検査の有無、対面受診への切り替えのしやすさ
- あわせて確認:かかりつけ医と情報共有できるか(処方内容の書面など)
- 判断の目安:肝臓の病気、心臓・血圧の病気がある方は特に、オンラインでも検査体制のある院、または対面での診察を検討
フィナステリド・デュタステリドは肝臓で代謝されるため、肝機能に問題がある場合は慎重な投与が必要とされています。ミノキシジルは血圧や心臓に影響する可能性があります。持病がある方や、ほかの病院で薬を処方されている方は、問診で必ず伝え、必要に応じてかかりつけ医にも相談してください。お薬手帳がある場合は、写真を撮って手元に用意しておくと伝え漏れを防げます。
ケース7:近いうちに子どもを持つことを考えている
- 最優先で確認:医師に家族計画を伝え、治療の開始時期・薬の選択について相談できるか
- あわせて確認:パートナーが妊娠中・妊娠の可能性がある場合の薬の取り扱い(錠剤の破損・カプセルの漏れ)
フィナステリドやデュタステリドは、女性、特に妊娠中・妊娠の可能性がある女性が服用したり、割れた錠剤や漏れたカプセルの中身に触れたりしないよう注意が必要な薬です。男性が服用する場合の妊活への影響については、添付文書や医師の説明に従ってください。不安な点は自己判断せず、AGA治療の医師に加えて、必要に応じて産婦人科や泌尿器科の医師にも相談することをおすすめします。
| 目的・状況 | 重視する項目 | 一覧表で見る列 |
|---|---|---|
| 費用を抑えて予防 | フィナステリド価格・送料 | フィナステリド6か月分/送料 |
| 発毛も目指したい | 推奨度Aの併用・内服ミノの有無 | 主な取扱 |
| 効果が物足りない | デュタステリド価格・相談体制 | デュタステリド6か月分 |
| 忙しい | 診療時間・配送 | 診療時間の目安 |
| 不安が大きい | 医師との会話・対面併用 | 初診オンライン/院の展開 |
| 持病・服薬あり | 問診・検査・対面 | 対面院併設型の表 |
| 家族計画あり | 医師への相談・説明の丁寧さ | (各院に事前確認) |
← 表は横にスクロールできます →
年代別に見るAGAオンライン診療の考え方
AGAの悩みは年代によって少しずつ性質が異なります。ここでは、年代ごとに比較で意識したい点をまとめます。もちろん個人差が大きいため、あくまで一般的な傾向として参考にしてください。
20代:早期の相談と「続けられる費用」の見極め
20代でAGAを自覚する人も少なくありません。この年代では、進行の初期段階で相談できることが多い一方、治療期間が長くなる可能性があるため、長期的に無理なく続けられる費用設計が重要です。学生や社会人になりたての時期は収入の変化もあるため、長期一括契約よりも、途中で見直しやすい契約形態を選ぶのも一つの考え方です。また、将来の家族計画についても、早めに医師と話しておくと安心です。
30代:仕事との両立と、治療方針の見直し
30代は仕事や家庭が忙しくなる時期で、受診の時間を確保しにくくなります。オンライン診療の利便性が特に活きる年代といえるでしょう。一方で、薄毛の進行を自覚して「予防」から「発毛」へと治療方針を見直すタイミングでもあります。プランを変更するときは、価格だけでなく、追加される薬の承認状況や副作用を確認してから判断しましょう。
40代・50代:持病や健康診断の結果との兼ね合い
40代以降は、高血圧、脂質異常症、肝機能の異常など、健康診断で指摘を受ける項目が増えてくる年代です。AGA治療薬の選択に影響することもあるため、健康診断の結果を手元に用意して問診に臨むとよいでしょう。また、フィナステリド・デュタステリドは前立腺がんの検査で使われるPSA値を低下させることが知られています。人間ドックなどでPSA検査を受ける場合は、AGA治療薬を服用していることを必ず医師に伝えてください。
60代以降:治療の目的を明確に
年齢を重ねると、AGAに加えて加齢による毛髪の変化も重なります。治療でどの程度の改善を目指すのか、費用に見合う効果が期待できるのかを、医師とよく話し合うことが大切です。服用中の薬が増える年代でもあるため、飲み合わせの確認も欠かせません。
比較サイト・口コミ・SNSの情報の読み解き方
AGAオンライン診療について調べると、多くの比較サイトやランキング、口コミ、SNSの体験談が見つかります。これらは参考になる一方で、情報の背景を理解せずに読むと、判断を誤る原因にもなります。当サイトを含め、どの情報源にも限界があることを前提に、次のポイントを意識して読むことをおすすめします。
ランキングの「基準」と「収益構造」を確認する
比較サイトの多くは、掲載している医療機関から成果報酬(紹介料)を受け取る仕組みで運営されています。それ自体は違法ではなく、ページ内に「広告」「PR」「プロモーションを含みます」などの表示がされていることが一般的です。ただし、成果報酬の額がランキングの順位に影響していないかは、外部からは判断できません。ランキングを見るときは、次の点を確認しましょう。
- 広告・PRであることが明示されているか
- 順位の基準(価格、診療時間、取扱薬など)が具体的に説明されているか
- 料金の比較条件(錠数、契約期間、国内製か海外製か)がそろえられているか
- 情報の確認日・更新日が記載されているか
- 効果や副作用の説明に、公的機関や学会の情報が引用されているか
口コミ・体験談は「個人の一例」として読む
口コミや体験談は、実際に利用した人の感想として貴重ですが、効果の感じ方には個人差が大きく、同じ治療でも結果はさまざまです。また、口コミには、満足した人より不満を持った人が書き込みやすい、あるいは反対に、良い評価が意図的に集められている、といった偏りが生じることもあります。
口コミから読み取りやすいのは、効果そのものよりも、「予約が取りやすかった」「解約の手続きがわかりにくかった」「問い合わせへの返信が早かった」といった運営面の情報です。複数の口コミで同じ指摘が繰り返されている場合は、確認すべきポイントとして参考にするとよいでしょう。
SNSの「ビフォーアフター」に注意
SNSでは、治療前後の写真を比較した投稿を見かけることがあります。しかし、写真は撮影時の照明、角度、髪の濡れ具合、髪型などによって印象が大きく変わります。また、医療機関の広告では、治療効果を誤認させるおそれのあるビフォーアフター写真の掲載が、医療広告ガイドラインで原則として制限されています。写真の印象だけで判断せず、自分の症状について医師の意見を聞くことが大切です。
「医師監修」の表示について
比較サイトや記事に「医師監修」と表示されている場合でも、監修の範囲が「選び方の説明部分のみ」で、ランキングや掲載クリニックの選定には関わっていないことがあります。監修者の氏名、所属、資格、監修の範囲が明記されているかを確認しましょう。当サイトでは、架空の監修者を掲載することはありません。
迷ったときは、二次情報(比較サイトや口コミ)よりも、一次情報に立ち返ることをおすすめします。治療薬の効果や副作用は医薬品の添付文書(PMDA)、治療法の評価は日本皮膚科学会のガイドライン、オンライン診療のルールは厚生労働省の情報、料金や契約条件は各クリニックの公式サイトが一次情報です。本ページでも、それぞれの一次情報へのリンクを掲載しています。
AGAの悩みと心の負担について
薄毛の悩みは、見た目の問題だけでなく、自信の喪失や人間関係への不安など、心の負担につながることがあります。「たかが髪の毛」と言われても、本人にとっては深刻な悩みであることは少なくありません。オンライン診療は、こうした悩みを人目を気にせずに相談できる入り口の一つです。
一方で、薄毛を気にするあまり、高額な契約を急いで結んでしまったり、根拠の乏しい製品に多額の費用を使ってしまったりすることもあります。不安が強いときほど、一度立ち止まって、情報の根拠や契約の条件を確認することが大切です。
また、薄毛の悩みが原因で、気分の落ち込みが長く続いたり、外出を避けるようになったり、日常生活に支障が出たりしている場合は、AGA治療とは別に、心の健康についても相談することを考えてみてください。かかりつけ医や、心療内科・精神科、地域の相談窓口などに相談することができます。
副作用と安全に治療を続けるための注意点
AGA治療薬は、多くの人が長期間使用している薬ですが、どの医薬品にも副作用の可能性があります。オンライン診療では医師と直接会う機会が少ない分、利用者自身が副作用の知識を持ち、異変に早く気づけることが大切です。ここでは、添付文書や公的な情報をもとに、主な副作用と治療中の注意点を整理します。詳しくは、処方された薬の添付文書と医師・薬剤師の説明を必ず確認してください。
フィナステリド・デュタステリドの主な副作用
| 分類 | 主な症状 | 対応の目安 |
|---|---|---|
| 性機能に関するもの | 性欲の減退、勃起機能の低下、射精障害、精液量の減少 | 頻度は高くないとされるが、気になる場合は医師に相談。自己判断で中止・再開を繰り返さない |
| 肝機能に関するもの | 肝機能検査値の異常、まれに黄疸 | だるさ、食欲不振、皮膚や白目が黄色いなどの症状があれば早めに受診 |
| 乳房に関するもの | 乳房の圧痛・腫れ(女性化乳房) | しこりや分泌物があれば医師に相談 |
| 精神面に関するもの | 抑うつ気分などが報告されている | 気分の落ち込みが続く場合は服用を続けるか医師と相談 |
| 皮膚に関するもの | 発疹、かゆみ、じんましん | 症状が出たら医師に相談 |
※主な症状をわかりやすく整理したもので、すべての副作用を網羅するものではありません。正確な情報は添付文書をご確認ください。
服用を中止したあとも症状が続くとする報告もありますが、薬との因果関係については十分に確立していません。いずれにしても、体調の変化を感じたら我慢せずに医師へ相談し、「副作用が出たときにどこへ連絡すればよいか」を治療開始前に確認しておくことが大切です。
ミノキシジル外用薬の主な副作用
- 頭皮の症状:かゆみ、かぶれ、赤み、フケ、湿疹など。最も多いとされる副作用
- 初期脱毛:使い始めの数週間〜数か月に、一時的に抜け毛が増えることがある。毛の生え変わりが促されることによるものと説明されることが多い
- 全身の症状:まれに動悸、めまい、頭痛、むくみなど。頭皮以外に症状が出た場合は使用を中止して医師・薬剤師に相談
外用薬は、決められた量を超えて塗っても効果が高まるわけではなく、むしろ副作用のリスクが高まります。用法・用量を守りましょう。
ミノキシジル内服薬(国内未承認)のリスク
前章で説明したとおり、ミノキシジル内服薬は国内でAGA治療薬として承認されておらず、日本皮膚科学会のガイドラインで推奨度Dとされています。全身の血管に作用するため、動悸、むくみ、低血圧、全身の多毛などの副作用が報告されています。心臓や血圧の病気がある方、血圧の薬を飲んでいる方は特に注意が必要です。オンライン診療でミノキシジル内服を含むプランを提案された場合は、未承認であることや副作用、公的救済制度の対象外となりうることについて、医師から十分な説明を受けてから判断してください。
治療中に必ず知っておきたい5つの注意点
1. 女性・子どもが薬に触れないように
フィナステリド・デュタステリドは、女性(特に妊娠中・妊娠の可能性がある女性、授乳中の女性)や子どもが服用してはいけない薬です。また、皮膚から吸収される可能性があるため、割れた錠剤や、漏れたカプセルの中身に触れないよう注意が必要とされています。家族と同居している場合は、薬の保管場所に気をつけましょう。
2. 献血ができない期間がある
フィナステリドやデュタステリドを服用している方は、献血を控える必要があります。献血された血液が妊婦に輸血された場合に、胎児へ影響するおそれがあるためです。日本赤十字社の基準では、服用を中止してからも一定期間(一般にフィナステリドは1か月、デュタステリドは6か月とされています)は献血ができません。献血の際は、問診で服用歴を正直に申告してください。
3. PSA検査を受けるときは申告を
前立腺がんの検査で使われるPSA(前立腺特異抗原)の値は、フィナステリドやデュタステリドの服用によって低下することが知られています。そのため、服用を伝えずに検査を受けると、本来の値より低く判定されてしまう可能性があります。人間ドックや健康診断でPSA検査を受ける場合は、必ず服用中であることを伝えてください。
4. 自己判断で量を増やさない・急にやめない
「早く効果を出したい」と量を増やしても、効果が比例して高まるわけではなく、副作用のリスクが高まります。また、AGA治療薬は服用をやめると、抑えられていた進行が再び始まると考えられています。やめるときや量を変えるときは、必ず医師と相談しましょう。
5. 他人に譲らない・他人の薬を使わない
処方された薬は、診察を受けた本人のためのものです。家族や友人に譲ったり、他人の薬を使ったりすることは、健康被害の原因になるだけでなく、法律上の問題が生じるおそれもあります。
- 皮膚や白目が黄色い、強いだるさや食欲不振が続く(肝機能障害の可能性)
- 胸の痛み、強い動悸、息切れ、急なむくみや体重増加(特にミノキシジル内服中)
- 顔や唇、のどの腫れ、息苦しさ、全身のじんましん(アレルギー反応の可能性)
- 気分の落ち込みが続く、眠れない、何事にも興味が持てない
オンライン診療のクリニックに連絡がつかない場合や症状が重い場合は、近くの医療機関を受診してください。夜間・休日に判断に迷う場合は、地域の救急相談窓口(#7119など、実施地域の場合)を利用する方法もあります。
副作用が出たときの「返金保証」の考え方
オンライン診療サービスの中には、副作用が出た場合に薬代を返金する制度を設けているところがあります。経済的な不安を和らげる仕組みとしては有用ですが、返金保証があるから安全、というわけではありません。返金制度はあくまで費用面の補償であり、健康被害そのものを防いだり治療したりするものではないからです。
また、適用条件は院ごとにさまざまで、「初診から一定期間内の申請」「定期便の特定プランを利用していること」「医師が服用継続を不適当と判断した場合」「薬を返送すること」「健康診断の結果を提出できること」などが設定されている場合があります。制度の有無だけでなく、条件が自分にとって現実的かどうかを確認しましょう。
個人輸入(海外通販)とオンライン診療の違い
インターネット上では、AGA治療薬を海外から直接購入できる「個人輸入代行」のサイトも見かけます。価格が安いことから利用を考える人もいますが、オンライン診療とはまったく異なるものです。ここでは、その違いとリスクを公的な情報をもとに整理します。
厚生労働省は、医薬品等を海外から購入しようとされる方へ(厚生労働省)のページで、個人輸入される医薬品には品質・有効性・安全性の確認がされていないこと、偽造品や不衛生な環境で製造されたものが含まれるおそれがあることなどを示し、医薬品の個人輸入は通常、メリットよりも危険性のほうが大きい場合が多いとして注意を呼びかけています。
| 比較項目 | オンライン診療 | 個人輸入(海外通販) |
|---|---|---|
| 医師の診察 | あり。AGAかどうか、薬が適切かを判断 | なし。自己判断で購入 |
| 薬の入手経路 | 医療機関が処方(国内承認薬、または医師の責任で輸入した薬) | 海外の販売業者から直接購入 |
| 偽造品のリスク | 医療機関の管理下で低減 | 偽造品・成分不明品が含まれるおそれ |
| 副作用時の相談 | 処方した医師に相談できる | 相談先がなく、医療機関でも成分がわからないことがある |
| 公的救済制度 | 国内承認薬を適正に使用した場合は対象となりうる | 対象外 |
| 費用 | 診察料・薬代・送料 | 薬代・送料(安価なことが多い) |
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個人輸入の医薬品による健康被害や偽造品の情報は、厚生労働省のあやしいヤクブツ連絡ネット(厚生労働省)でも発信されています。オンライン診療の費用が個人輸入より高く見えても、その差額には「医師の診察」「品質が管理された薬」「副作用時の相談先」が含まれていると考えることができます。
医薬品副作用被害救済制度とは
日本国内で承認された医薬品を、医師の指示どおりなど適正に使用したにもかかわらず、入院が必要な程度の重い副作用が起きた場合に、医療費や医療手当などを給付する公的な制度があります。それが、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が運営する「医薬品副作用被害救済制度」です。
この制度の対象となるのは、国内で承認された医薬品を適正に使用した場合です。そのため、個人輸入した医薬品や、国内で承認されていない医薬品による健康被害は、原則として対象になりません。制度の対象となる健康被害や、対象とならない場合については、医薬品副作用被害救済制度に関するQ&A(PMDA)で詳しく説明されています。
「国内承認薬か、海外製か」「承認された用途か」は、価格だけでなく、万が一のときの補償にも関わります。同じ成分でも、国内承認薬を選ぶ意味はここにあります。どちらを選ぶかは個人の判断ですが、違いを理解したうえで選ぶことが大切です。
AGA治療中の日常生活Q&A
治療を始めると、「普段の生活で気をつけることはあるのか」という疑問が出てきます。ここでは、日常生活でよく聞かれる疑問について、一般的な考え方をまとめます。個別の状況については医師に確認してください。
ヘアカラー・パーマはしてもいい?
AGA治療中にヘアカラーやパーマを禁止する決まりはありませんが、薬剤が頭皮に刺激を与えることがあります。特にミノキシジル外用薬を使っている場合、頭皮にかぶれや炎症があると、外用薬の刺激も強く感じやすくなります。施術の前後は外用薬の使用をどうするか、医師に確認しておくと安心です。美容師に頭皮の状態を伝え、薬剤が頭皮につきにくい方法を相談するのもよいでしょう。
運動やサウナはしてもいい?
適度な運動は全身の健康に良く、AGA治療の妨げになるものではありません。ただし、ミノキシジル(特に内服)を使用している場合は、血圧や心拍への影響に注意が必要です。激しい運動や長時間のサウナで動悸やめまいを感じた場合は、無理をせず、医師に相談してください。外用薬は、汗で流れないよう、運動や入浴のあとの清潔な頭皮に使うのが一般的です。
帽子をかぶるとハゲる?
帽子をかぶること自体がAGAの原因になるという科学的な根拠は確立していません。ただし、長時間かぶり続けて頭皮が蒸れると、かゆみやかぶれの原因になることがあります。通気性の良いものを選び、こまめに外して頭皮を休ませるとよいでしょう。
シャンプーは毎日したほうがいい?
頭皮を清潔に保つことは大切ですが、洗いすぎや、爪を立てて強くこすることは頭皮を傷つける原因になります。指の腹でやさしく洗い、すすぎ残しのないように十分に流しましょう。高価なスカルプシャンプーを使わなければいけないわけではありません。
健康診断や他の病院を受診するときは?
健康診断、人間ドック、他の病院や歯科を受診するときは、AGA治療薬を服用していることを伝えてください。特に、PSA検査を受ける場合や、新たに薬を処方される場合は重要です。お薬手帳がある場合は、オンライン診療で処方された薬も記録しておくと、医療機関同士で情報を共有しやすくなります。
出張や旅行のときは?
国内の出張や旅行であれば、日数分の薬を持参すれば問題ありません。海外へ持ち出す場合は、渡航先の国によって医薬品の持ち込みに関するルールが異なるため、事前に確認しましょう。時差がある場合の服用タイミングは、医師や薬剤師に相談してください。
職場や家族に伝えるべき?
AGA治療を受けていることを誰かに伝える義務はありません。ただし、同居の家族、特に女性や子どもがいる場合は、薬に触れないよう保管場所に配慮が必要です。パートナーに妊娠の可能性がある場合は、治療について話し合っておくと、薬の扱いに関する注意を共有できます。
AGA治療の歩み|国内で治療の選択肢が広がるまで
現在のように「オンラインで手軽にAGA治療を始められる」状況になるまでには、いくつかの節目がありました。治療の歴史を知ると、なぜ推奨度Aの薬が3種類なのか、なぜオンライン診療が広がったのかが理解しやすくなります。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 1990年代 | ミノキシジル外用薬が国内で一般用医薬品として発売され、市販の発毛剤という選択肢が生まれる |
| 2005年 | フィナステリド(プロペシア)がAGA治療薬として国内で承認(2006年発売)。内服によるAGA治療が国内で始まる |
| 2009年前後 | 男性用の高濃度(5%)ミノキシジル外用薬が一般用医薬品として発売 |
| 2010年代 | 日本皮膚科学会がAGAの診療ガイドラインを策定(2010年)。フィナステリドのジェネリック医薬品が登場 |
| 2015年 | デュタステリド(ザガーロ)がAGA治療薬として国内で承認(2016年発売) |
| 2017年 | 診療ガイドラインが改訂され、「男性型及び女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」が公表。デュタステリド内服が推奨度Aに |
| 2018年 | 厚生労働省が「オンライン診療の適切な実施に関する指針」を策定 |
| 2020年以降 | 感染症の拡大を背景に、オンライン診療の特例的な運用が始まる。その後、指針の見直しにより、一定の条件のもとで初診からのオンライン診療が恒久的に認められる方向に |
| 2020年代 | AGAのオンライン診療サービスが急増。料金や契約形態が多様化し、比較の重要性が高まる |
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※年は一般に公表されている情報をもとに編集部が整理したものです。詳細は各医薬品の添付文書・承認情報等をご確認ください。[[要確認]]
このように、AGA治療の「中身」である推奨度Aの治療薬は、2017年のガイドライン以降大きくは変わっていません。一方で、「受け方」であるオンライン診療は、この数年で急速に広がりました。サービスの数が増えたからこそ、中身(薬と医療体制)と受け方(料金と契約)を分けて比べることが大切になっています。
定期便・解約・返金でトラブルにならないために
AGAのオンライン診療は、多くの場合「定期配送」や「まとめ払い」の契約形態をとっています。継続が前提の治療なので、定期便は飲み忘れや注文忘れを防ぐ便利な仕組みです。一方で、契約内容をよく確認せずに申し込んだために、「解約できると思っていたのに次回分が届いた」「途中でやめたら違約金を請求された」といった相談が寄せられることもあります。ここでは、契約前に確認しておきたいポイントを整理します。
契約前に確認したい8項目
- 契約期間:都度購入、1か月ごとの定期、3・6・12・24か月の定期など、どの契約か
- 支払い方法:一括前払いか、毎月の分割か。クレジットカードの自動決済か
- 配送の頻度:毎月届くのか、数か月分がまとめて届くのか
- 解約・停止の期限:「次回発送の○日前まで」など、手続きの締め切り
- 解約の方法:マイページ、LINE、電話、メールなど。手続きが簡単にできるか
- 途中解約時の精算:割引分の返還、手数料、残りの薬代の扱い
- 最低契約回数:「初回割引は○回継続が条件」などの縛りの有無
- 返金・保証制度の条件:適用される期間、必要な手続き、対象となる薬
よくある誤解とその対策
多くの場合、「次回の発送前に手続きをすれば、次回分から止められる」という意味です。すでに決済・発送が済んだ分は返金されないことが一般的です。解約の締め切り日をカレンダーに登録しておくと安心です。
初回の割引が「定期契約の継続」を条件にしている場合があります。その場合、初回だけでやめると割引分を請求されたり、2回目以降の受け取りが必要になったりすることがあります。お試しのつもりで申し込む場合は、単発購入として扱われるかを必ず確認しましょう。
治療を1年間続けることが確実なら総額は安くなりますが、副作用で中止した場合や、効果がなく方針を変えたい場合に、途中解約の精算でかえって割高になることがあります。初めての薬を試す段階では、短めの契約で体に合うかを確認してから、長期契約を検討する方法も考えられます。
効果に関する返金保証は、多くの場合「指定のセットプランを長期間契約し、定期的に来院・撮影し、医師が効果なしと判断した場合」など、厳しめの条件が設定されています。また、返金の対象は薬代の一部に限られることもあります。保証の有無より、条件の中身を確認することが重要です。
申し込み画面で確認すべき「最終確認画面」
インターネットで定期契約を申し込む場合、申し込みを確定する前の最終確認画面に、契約期間、支払総額、解約の条件などが表示されているかを確認しましょう。申し込み時の画面をスクリーンショットで保存しておくと、後で条件を確認したいときや、トラブルになったときに役立ちます。届いた確認メールも削除せずに保管しておきましょう。
トラブルになったときの相談先
クリニックとの間で契約や解約、返金をめぐって話がまとまらない場合は、まず契約内容(申し込み画面や確認メール)を整理したうえで、クリニックの窓口に記録が残る方法(メールやマイページのメッセージなど)で問い合わせましょう。それでも解決しない場合は、消費生活センターに相談することができます。
全国の消費生活センターや相談窓口は、消費者ホットライン「188(いやや)」に電話すると、最寄りの窓口を案内してもらえます。消費生活に関する相談事例や注意喚起は、独立行政法人国民生活センターのウェブサイトでも公開されています。美容医療や定期購入をめぐる相談事例は、契約前の注意点を知るうえでも参考になります。
また、インターネット通販の定期購入に関するルールや注意点については、消費者庁が情報を発信しています。医療機関との契約であっても、申し込みの仕組みや表示が分かりにくい場合には、こうした公的機関の情報を参考に、自分の権利を確認しておくと安心です。
- 「今日中に申し込めば半額」など、過度に急がせる勧誘をされた
- カウンセリングで高額な長期セット契約を強く勧められ、断りにくい雰囲気だった
- 料金の総額や解約条件について、質問しても明確な回答がない
- 事業者の名称・所在地・連絡先がサイト上で確認できない
- 医師の診察がないまま薬が届いた
その場で決めずに、一度持ち帰って検討しましょう。家族や信頼できる人に相談するのも有効です。
受診前チェックリスト|オンライン診療を有意義にするために
オンライン診療は短時間で終わることが多いため、事前の準備が診察の質を左右します。以下のチェックリストを使って、問診で伝えること、医師に聞くことを整理しておきましょう。
問診で正確に伝えること
- 薄毛・抜け毛に気づいた時期と、その後の変化(急に増えたか、少しずつか)
- 気になる部位(生え際、頭頂部、全体)
- 家族の薄毛の状況(わかる範囲で)
- 持病(肝臓、心臓、血圧、腎臓、前立腺など)と、治療中の病気
- 服用中の薬・サプリメント(お薬手帳の写真があると確実)
- 過去の薬のアレルギーや副作用の経験
- これまでに試した育毛剤・AGA治療(薬の名前、期間、効果)
- 健康診断で指摘されたこと(肝機能、血圧、PSAなど)
- 家族計画(パートナーの妊娠の可能性など)
- 頭皮の症状(かゆみ、赤み、フケ、痛み)
医師に質問しておきたいこと
- 自分の脱毛はAGAと考えられるか。ほかの原因の可能性はあるか
- 提案された薬の成分・用量・国内承認薬かどうか
- 効果が出るまでの目安と、効果判定の時期
- 予想される副作用と、出たときの連絡方法
- 治療をやめた場合、どうなると考えられるか
- 費用の総額(12か月の目安)と契約条件
- 経過を確認するための再診の頻度
- 対面受診が必要になるのはどんな場合か
オンライン診察の環境づくり
- 明るい場所で:頭皮の状態を見てもらうため、照明の明るい場所を選ぶ。窓を背にすると顔や頭部が暗く映るので注意
- 通信環境を確認:映像が途切れると診察が中断することも。可能ならWi-Fiに接続
- プライバシーを確保:家族や同僚に聞かれない場所で受診する。イヤホンの利用も有効
- 写真を準備:正面・頭頂部・生え際の写真を事前に撮っておくと、説明しやすい。治療開始前の写真は、後で効果を比べる記録にもなる
- 本人確認書類を手元に:身分証明書の提示を求められる場合がある
治療を続けるコツと、見直し・やめどきの考え方
効果判定は「写真」と「期間」で
AGA治療の効果はゆっくり現れるため、毎日鏡を見ていても変化に気づきにくいものです。治療開始前に、同じ場所・同じ照明・同じ角度で頭部の写真を撮影し、1か月ごとに同じ条件で撮り続けると、変化を客観的に比べられます。効果の判定には一般的に6か月程度が必要とされているため、短期間で「効かない」と判断せず、医師と相談しながら評価しましょう。
見直しを考えるタイミング
- 6か月〜1年続けても変化が感じられない
- 副作用が続いている、または気になる症状がある
- 費用の負担が重く、継続が難しくなってきた
- 家族計画や健康状態に変化があった
- 引っ越しや仕事の変化で、受診方法を変えたい
こうしたときは、まず担当の医師に相談しましょう。薬の変更、用量の調整、併用薬の追加・削減など、選択肢は一つではありません。費用の負担が理由であれば、ジェネリックへの切り替えや契約形態の変更で総額を抑えられる場合もあります。転院を考える場合は、これまでの処方内容と経過写真を手元に残しておくと、新しい医師に正確に伝えられます。
治療をやめるとどうなる?
AGA治療薬は、AGAの原因そのものをなくす薬ではなく、進行を抑えたり、発毛を促したりする薬です。そのため、服用・使用をやめると、時間の経過とともに治療前の進行状態に戻っていくと考えられています。治療をやめるかどうかは、費用や副作用、本人の希望などを総合的に考えて決めることであり、「やめてはいけない」というものではありません。ただし、やめる前に医師に相談し、どのような経過が予想されるかを確認しておくと、納得して判断できます。
生活習慣で意識したいこと
生活習慣の改善だけでAGAが治るわけではありませんが、髪や頭皮の健康を保つうえで、次のような点は役立つと考えられています。
- バランスの良い食事:髪の材料となるたんぱく質、ミネラル、ビタミンを不足させない。極端な食事制限は避ける
- 十分な睡眠:生活リズムを整え、睡眠不足を続けない
- 禁煙:喫煙は血流や全身の健康に影響する
- 頭皮を清潔に:洗いすぎ・すすぎ残しに注意し、頭皮を傷つけないようにやさしく洗う
- ストレスと付き合う:適度な運動や休息を取り入れる
高額なサプリメントや育毛シャンプーを治療薬の代わりに使うことは勧められません。生活習慣はあくまで「土台」と考え、治療については医師と相談しましょう。
治療開始から1年間のロードマップ
AGAのオンライン診療を始めると、どのような流れで1年間が進むのでしょうか。一般的な経過の目安を時系列で整理しました。実際の経過や受診の頻度は、クリニックの方針や医師の判断、個人の状態によって異なります。
| 時期 | 主な出来事 | やっておきたいこと |
|---|---|---|
| 治療前 | 候補の比較、問診票の入力、初回診察 | 治療前の頭部写真を撮影。持病・服用薬を整理。12か月総額を試算 |
| 開始〜1か月 | 服用・使用開始。体が薬に慣れていく時期 | 飲み忘れ防止の習慣づくり。体調の変化をメモ |
| 1〜3か月 | 人によっては初期脱毛を感じることがある | 自己判断で中止しない。気になる場合は医師に相談 |
| 3〜6か月 | 抜け毛の減少など、変化を感じ始める人もいる | 同じ条件で写真を撮影し比較。副作用の有無を医師に報告 |
| 6か月 | 効果判定の一つの目安となる時期 | 医師と効果を評価し、継続・変更・中止を相談 |
| 6〜12か月 | 髪の太さやボリュームの変化を感じる人もいる | 契約の見直し(長期契約への切り替えや、費用の最適化) |
| 1年 | 治療方針の見直しの節目 | 1年間の総額と効果を振り返り、今後の方針を医師と相談 |
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契約は「試す期間」と「続ける期間」で分けて考える
オンライン診療の料金表を見ると、長期契約ほど月額が安く設定されています。しかし、初めて使う薬が体に合うか、副作用が出ないかは、実際に使ってみないとわかりません。そこで、契約を次の2段階で考える方法があります。
- 試す期間(最初の1〜3か月):短めの契約や都度購入で始め、副作用がないか、生活の中で続けられるかを確認する
- 続ける期間(3〜6か月目以降):体に合うことが確認できたら、長期契約やまとめ買いに切り替えて月額を抑える
最初から長期契約にすると総額は安くなりますが、途中でやめることになった場合の精算リスクがあります。逆に、ずっと都度購入を続けると割高になります。自分の状況に合わせて、どの時点で切り替えるかを考えておくと、無駄な出費を減らせます。
記録をつけると、治療の質が上がる
オンライン診療では、医師が利用者の経過を直接見る機会が限られます。次のような記録を残しておくと、再診のときに正確に伝えられ、医師の判断の助けになります。
- 月1回、同じ場所・照明・角度で撮影した頭部の写真(正面・頭頂部・生え際)
- 服用開始日、薬の名前と用量、変更した日
- 気になった体調の変化(いつ、どんな症状が、どのくらい続いたか)
- 抜け毛の量の印象(シャンプー時、枕元など)
- 支払った金額と契約内容(12か月総額の振り返りにも使える)
写真は、スマートフォンのアルバムに専用のフォルダを作っておくと管理しやすくなります。変化はゆっくり現れるため、記録があることで「効いているのか、いないのか」を冷静に判断しやすくなります。
初めてのオンライン診察|よくある流れのイメージ
「オンライン診療で医師とどんな話をするのか想像がつかない」という方のために、一般的な初回診察の流れをイメージとして紹介します。実際の内容や順序は、クリニックや医師によって異なります。
- 本人確認とあいさつ
予約した時間になると、アプリやブラウザでビデオ通話がつながります。医師から名前や生年月日の確認があり、本人確認書類の提示を求められることもあります。 - 悩みの確認
「いつ頃から、どこが気になっていますか」「抜け毛が増えたと感じる場面はありますか」など、症状の経過について質問されます。事前に問診票に書いた内容をもとに、詳しく聞かれることが多いようです。 - 頭部の確認
カメラに生え際や頭頂部を映すよう求められたり、事前に送った写真を一緒に確認したりします。明るい場所で受診すると、医師が状態を把握しやすくなります。 - 健康状態の確認
持病、服用中の薬、アレルギー、健康診断の結果、家族計画などについて確認されます。ここで伝え漏れがないよう、メモを手元に置いておくと安心です。 - 診断と治療方針の説明
AGAと考えられるかどうか、どの程度進行しているか、どの薬が選択肢になるかの説明があります。薬の効果が出るまでの期間、副作用、注意点(献血、女性・子どもへの配慮など)の説明もここで受けます。 - 質問の時間
わからないことは遠慮なく質問しましょう。「国内承認薬ですか」「12か月続けるといくらになりますか」「副作用が出たらどこに連絡すればいいですか」といった質問は、どれも大切な確認事項です。 - プランの選択と決済
医師の提案を踏まえて、薬と契約プランを選びます。その場で決めきれない場合は、一度持ち帰って検討してもよいか確認しましょう。
- 副作用の説明がほとんどない、または「副作用はありません」と断言される
- 国内未承認の薬(ミノキシジル内服など)を、その説明なしに勧められる
- 高額な長期セット契約を、その日のうちに決めるよう求められる
- 質問に対して、具体的な回答が得られない
疑問が残る場合は、その場で契約せず、他のクリニックの意見を聞いてみることも一つの選択です。
AGAオンライン診療でよくある誤解7つ
AGAやオンライン診療については、広告や口コミを通じて広まった誤解も少なくありません。ここでは、比較や判断を誤らせやすい代表的な7つを取り上げます。
誤解1:「一番安いクリニックを選べば間違いない」
表示価格の最安値は、契約期間、製品の種類(海外製かどうか)、初月限定などの条件付きであることがほとんどです。同じ条件にそろえて12か月総額で比べると、順位が入れ替わることも珍しくありません。また、価格には診察の丁寧さや相談体制の違いは表れません。費用は重要な判断材料ですが、「同じ条件で比べたうえで、体制も含めて選ぶ」ことが大切です。
誤解2:「オンライン診療は対面より効果が低い」
処方される薬が同じであれば、薬そのものの効果は受診方法によって変わりません。違いが出るのは、診察の情報量(画面越しか、直接見るか)や検査の受けやすさです。オンライン診療が向いているかどうかは、症状や状況によって医師が判断します。
誤解3:「発毛プランを選べば必ず生える」
AGA治療の効果には個人差があり、効果を保証できる治療はありません。「発毛率○%」「発毛実感率○%」といった数字は、調査の条件(対象者、期間、評価方法、何をもって”実感”とするか)によって大きく変わります。数字を見かけたときは、その根拠となる調査の内容を確認しましょう。
誤解4:「ミノキシジルは飲んでも塗っても同じ」
外用薬(塗り薬)は推奨度Aで、国内でも承認された一般用医薬品があります。一方、内服薬(飲み薬)は国内でAGA治療薬として承認されておらず、推奨度Dです。内服すると全身に作用するため、副作用の種類やリスクも異なります。成分が同じでも、剤形によって位置づけがまったく違う点に注意してください。
誤解5:「AGA治療薬は一度始めたら一生やめられない」
治療をやめると効果が徐々に失われていくと考えられていますが、やめること自体が禁止されているわけではありません。費用、副作用、生活の変化などを踏まえて、医師と相談しながら継続・中止・方針変更を判断できます。
誤解6:「海外製ジェネリックも国内製も中身は同じだから問題ない」
成分名が同じでも、海外製の医薬品は日本の制度による品質・有効性・安全性の審査を受けていません。また、公的な医薬品副作用被害救済制度の対象外になるという違いがあります。どちらを選ぶかは個人の判断ですが、「同じ」と考えるのではなく、違いを知ったうえで選ぶことが大切です。
誤解7:「若いうちは治療しなくても大丈夫」
AGAは進行性のため、年齢にかかわらず、気になり始めた段階で一度相談しておくことには意味があります。治療を始めるかどうかは別として、自分の状態がAGAなのか、どの程度進んでいるのかを知ることは、その後の判断の材料になります。なお、未成年の方へのAGA治療薬の処方は一般的に行われていません。
よくある質問(FAQ)
AGAオンライン診療について、編集部に寄せられることの多い質問をまとめました。
受診・診察について
多くのAGAオンライン診療サービスは、初診からオンラインに対応しています。ただし、医師がオンラインでの診察が適切でないと判断した場合は、対面受診を勧められることがあります。また、初回は対面診察を必須としているクリニックもあります。
院によって異なりますが、問診票の入力を済ませていれば、ビデオ通話による診察自体は5〜15分程度で終わることが多いようです。質問したいことが多い場合は、事前にメモを用意しておくとよいでしょう。
オンライン診療では、本人確認や頭部の状態の確認のため、ビデオ通話で顔や頭部を映すことが求められるのが一般的です。音声通話のみに対応する院もありますが、頭皮の状態を正確に伝えるには、写真の提出やビデオ通話が望ましいと考えられます。
診察を受けたからといって、購入の義務はありません。ただし、「薬の処方がない場合は診察料がかかる」としているクリニックもあります。事前に料金体系を確認しておきましょう。
女性の薄毛は、男性のAGAとは原因や治療法が異なる場合があり、FAGA(女性男性型脱毛症)やFPHL(女性型脱毛症)などと呼ばれます。フィナステリド・デュタステリドは女性には使用できません。女性の薄毛に対応したオンライン診療もあるため、女性向けの診療を行っているクリニックに相談してください。本ページは主に男性のAGAを対象としています。
AGA治療薬は、一般的に成人男性を対象としており、未成年への処方は行われていません。多くのクリニックは20歳以上(または18歳以上で保護者の同意が必要など)を対象としています。抜け毛が気になる場合は、まず皮膚科で原因を相談することをおすすめします。
薬・効果について
一般的に、効果を判定するには6か月程度の継続が必要とされています。抜け毛の減少を先に感じ、その後に髪の太さやボリュームの変化を感じる、という経過をたどることが多いようです。効果には個人差があり、効果がみられない場合もあります。
どちらも日本皮膚科学会のガイドラインで推奨度Aとされている薬です。デュタステリドは1型・2型の5α還元酵素を阻害するため、DHTをより強く抑えるとされますが、価格は高めで、体内に長く残る特徴があります。どちらが合うかは症状や体質によって異なるため、医師と相談して選びましょう。
プロペシアはフィナステリドの先発品で、ジェネリックは先発品と同じ有効成分を含み、国の審査を経て承認された後発品です。国内承認のジェネリックであれば、有効成分は同じで価格が抑えられているのが一般的です。添加物や錠剤の形などは製品によって異なります。
一般的には、気づいたときに1回分を服用し、2回分をまとめて飲まないことが基本とされています。具体的な対応は、処方された薬の説明書や医師・薬剤師の指示に従ってください。毎日決まった時間に飲む習慣をつけると、飲み忘れを防ぎやすくなります。
AGA治療薬の添付文書で飲酒そのものが禁止されているわけではありませんが、フィナステリド・デュタステリドは肝臓で代謝されるため、過度な飲酒は肝臓に負担をかける可能性があります。肝機能の数値が気になる方は、医師に相談してください。
市販の男性用ミノキシジル外用薬は、一般用医薬品として薬局・ドラッグストアで購入できます。クリニックで処方される場合は、医師の診察のうえで内服薬と組み合わせて処方されるのが一般的です。外用薬は市販品で用意し、内服薬だけをオンライン診療で処方してもらう方法も考えられます。市販品を購入する際は、薬剤師に相談してください。
治療を始めて間もない時期に、一時的に抜け毛が増える現象です。毛の生え変わりのサイクルが変化するために起こると説明されることが多く、一般的には数か月で落ち着くとされています。ただし、抜け毛が長く続く場合や、急激に増える場合は、医師に相談してください。
処方を受けたクリニックに連絡し、医師に相談してください。症状が重い場合や、クリニックに連絡がつかない場合は、近くの医療機関を受診しましょう。受診の際は、服用している薬の名前と量、服用期間を伝えてください。
費用・契約について
AGA治療は保険適用外の自由診療です。そのため、診察料や薬代はクリニックごとに自由に設定されており、全額自己負担となります。
治療内容によって大きく異なります。フィナステリド単剤であれば月2,000円前後から7,000円程度、発毛を目的とした併用治療であれば月1万円前後が一つの目安です。送料や診察料、契約期間によって総額が変わるため、12か月の総額で比較することをおすすめします。
AGA治療は容姿を整える目的と考えられることが多く、一般的には医療費控除の対象外とされています。個別のケースについては、税務署や税理士にご確認ください。
多くのサービスで解約は可能ですが、「次回発送日の○日前まで」といった期限が設けられているのが一般的です。また、長期契約の割引を受けている場合、途中解約で割引分の精算が必要になることがあります。契約前に解約条件を必ず確認してください。
転院は可能です。新しいクリニックでは、これまでの処方内容(薬の名前・用量)、服用期間、副作用の有無、治療前後の写真を伝えると、適切な判断につながります。薬が途切れないよう、切り替えのタイミングにも注意しましょう。
多くのオンライン診療サービスでは、外箱に内容がわからない梱包や、品名の記載に配慮した配送を行っています。郵便受けへの投函やコンビニ受け取りに対応している院もあります。ただし、フィナステリド・デュタステリドは女性や子どもが触れないよう注意が必要な薬です。同居の家族がいる場合は、保管場所に十分気をつけてください。
安全性・制度について
フィナステリドやデュタステリドを服用している間、および中止後の一定期間は献血ができません。日本赤十字社の基準では、一般にフィナステリドは中止後1か月、デュタステリドは中止後6か月とされています。献血の際は、問診で必ず申告してください。
オンライン診療では医師が診察し、品質が管理された薬を処方し、副作用が出たときに相談できます。個人輸入は医師の診察がなく、偽造品のリスクがあり、健康被害が起きても公的な救済制度の対象になりません。厚生労働省も、医薬品の個人輸入には危険性があるとして注意を呼びかけています。
次の点を確認するとよいでしょう。医療機関名・所在地・管理医師などの情報が明記されているか。医師がビデオ通話などで診察を行うか。薬の成分・用量・製造元が明示されているか。料金の総額と解約条件がわかりやすく表示されているか。「必ず生える」など効果を保証する表現を使っていないか。
AGA治療は、症状や体質、持病、生活状況によって適した選択肢が異なる医療行為であり、すべての人に共通する「1位」は存在しないと考えているためです。当サイトは広告料や紹介料を受け取らず、利用者が自分に合ったクリニックを選ぶための比較情報を提供することを目的としています。
料金やサービス内容は頻繁に変わります。お気づきの点があれば、お問い合わせフォームからお知らせください。編集部で確認のうえ、修正いたします。なお、最新の情報は必ず各クリニックの公式サイトでご確認ください。
オンライン診療の仕組みについて
多くの場合、診療を行った医療機関、または医療機関と連携する薬局から配送されます。サービスによって仕組みが異なるため、薬の発送元と、問い合わせ先を確認しておきましょう。
プラットフォーム型は、予約や決済の仕組みを提供する事業者と、実際に診療を行う提携医療機関が分かれている形です。クリニック直営型は、医療機関自身がオンライン診療を運営しています。どちらでも医師の診察を受ける点は同じですが、プラットフォーム型の場合は、診療を担当する医療機関の名称や連絡先を確認しておくと、トラブル時の相談がスムーズです。
オンライン専業型のサービスでは、予約した時間帯の医師が担当し、毎回異なる医師になることが一般的です。同じ医師に継続して診てもらいたい場合は、担当医制をとっている院や、院長が直接診療する院を選ぶとよいでしょう。医師が変わる場合でも、診療記録が共有されているかを確認しておくと安心です。
多くのサービスは国内在住者を対象としており、薬の配送先も国内に限られます。海外からの受診や海外への配送については、各院に確認してください。海外では国によって医薬品の持ち込み・輸入に関するルールが異なるため、注意が必要です。
院によって異なります。皮膚科の専門医が診療を担当している院もあれば、他の診療科の医師がAGA診療を行っている院もあります。気になる場合は、公式サイトの医師紹介ページや、問い合わせで確認してください。医師の資格は、厚生労働省の「医師等資格確認検索」で確認することもできます。
治療の組み合わせについて
両者は同じ5α還元酵素を阻害する作用を持つため、通常は併用せず、どちらか一方を選んで使用します。切り替える場合も、医師の指示に従ってください。
医薬部外品の育毛剤や化粧品のトニックの多くは、併用が可能な場合が多いと考えられますが、頭皮に塗るものを重ねると、かぶれなどのリスクが高まることがあります。特にミノキシジル外用薬を使用している場合は、併用してよいかを医師や薬剤師に確認してください。
植毛は薄毛の部分に毛包を移植する手術ですが、移植していない部分のAGAは進行し続ける可能性があります。そのため、植毛を検討する場合でも、AGAの進行を抑える薬物治療を併用することがあります。植毛を検討している場合は、植毛を行う医療機関で、薬物治療との組み合わせについて相談してください。
再開は可能です。ただし、中断期間中に体調や服用薬が変わっている場合もあるため、改めて医師の診察を受けてから再開しましょう。中断前に処方されていた薬が残っていても、自己判断で服用を再開しないでください。
AGAの発症リスクに関わる遺伝的な傾向を調べる検査を提供している院もあります。検査結果は体質の傾向を知る参考にはなりますが、治療の要否や効果を確定するものではありません。費用と得られる情報を比べて、必要かどうかを判断しましょう。治療を始めるうえで必須の検査ではありません。
AGAには遺伝的な体質が関係すると考えられていますが、遺伝を防ぐ方法は確立していません。お子さんが成人して薄毛が気になり始めたときに、早めに医師へ相談できるよう、正しい情報を伝えておくことが役立つかもしれません。
サービスの終了や提携医療機関の変更は、オンライン診療でも起こりえます。その場合に備えて、処方された薬の名前・用量・服用開始日、経過写真を自分でも記録しておくと、別のクリニックへスムーズに移ることができます。まとめ払いをしている場合は、未配送分の扱いについて事業者に確認してください。
クレジットカード払いが一般的で、院によってはデビットカード、QRコード決済、代金引換、銀行振込、医療ローンなどに対応しています。定期契約ではクレジットカードの自動決済になることが多いため、カードの利用明細で毎月の請求額を確認する習慣をつけておくと安心です。
余った薬は、次回の配送を調整する際に医師やクリニックに伝えましょう。定期配送の間隔を延ばすなどの対応ができる場合があります。使用期限が切れた薬や不要になった薬は、自治体のルールや薬局の案内に従って処分し、家族が誤って触れたり飲んだりしないよう注意してください。
フィナステリドやデュタステリドは、テストステロンそのものを減らす薬ではなく、テストステロンがDHTに変換される過程を抑える薬です。作用の仕組みや体への影響について不安がある場合は、医師に詳しく説明を求めてください。
知っておきたい法律・ルールの基礎
AGAのオンライン診療や治療薬の情報を正しく読み解くために、関係する法律やルールの考え方を簡単に紹介します。法律の解釈や個別のケースについては、専門家や行政機関にご確認ください。
医薬品医療機器等法(薬機法)
医薬品の品質・有効性・安全性を確保するための法律で、医薬品の製造販売の承認や、広告の規制などを定めています。国内で医薬品として販売するには、原則としてこの法律に基づく承認が必要です。また、医薬品について虚偽・誇大な広告をすることや、承認されていない医薬品の効能・効果を広告することは禁止されています。法律の条文は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(e-Gov法令検索)で確認できます。
この法律を知っておくと、「飲むだけで髪が生える」「副作用ゼロ」といった表現を見かけたときに、その情報の信頼性を疑うきっかけになります。
医療法と医療広告ガイドライン
医療機関の広告は、医療法と医療広告ガイドラインによって規制されています。たとえば、虚偽の広告、他の医療機関と比べて優れていると示す広告、誇大な広告、患者の体験談を用いた広告などは原則として認められていません。自由診療を広告する場合には、標準的な費用やリスク・副作用などの情報を併せて表示することが求められています。
クリニックの公式サイトを見るときには、料金とともにリスクや副作用の説明が書かれているかを確認すると、情報提供の姿勢を判断する一つの手がかりになります。
オンライン診療の適切な実施に関する指針
厚生労働省が医療機関向けに定めた指針で、オンライン診療を行う際の医師の研修、本人確認、診療計画、対面診療との組み合わせなどのルールが示されています。利用者として直接意識する場面は少ないかもしれませんが、「本人確認がある」「医師がビデオで診察する」「必要に応じて対面受診を勧められる」といった流れは、この指針に沿ったものです。
用語集
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| AGA | 男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia)。男性ホルモンの影響で、生え際や頭頂部から進行する脱毛症 |
| DHT | ジヒドロテストステロン。テストステロンが5α還元酵素で変換されてできる男性ホルモン。AGAの主な原因とされる |
| 5α還元酵素 | テストステロンをDHTに変換する酵素。1型と2型がある |
| フィナステリド | 2型5α還元酵素を阻害する内服薬。先発品はプロペシア。推奨度A |
| デュタステリド | 1型・2型5α還元酵素を阻害する内服薬。先発品はザガーロ。推奨度A |
| ミノキシジル | 発毛を促す成分。外用は推奨度A、内服は国内未承認で推奨度D |
| 推奨度 | 診療ガイドラインで、科学的根拠の強さに基づいて治療法を評価した指標(A〜D) |
| 先発品 | 最初に開発・承認された医薬品。新薬とも呼ばれる |
| ジェネリック医薬品 | 先発品と同じ有効成分を含み、承認を受けた後発医薬品。一般に価格が抑えられている |
| 添付文書 | 医薬品の効能・用法・副作用・注意事項などを記載した公式の文書。PMDAのサイトで確認できる |
| 自由診療 | 公的医療保険が適用されない診療。費用は医療機関が設定し、全額自己負担 |
| 初期脱毛 | 治療開始後の一時期に抜け毛が増える現象 |
| 毛周期(ヘアサイクル) | 髪が成長期・退行期・休止期を繰り返すサイクル。AGAでは成長期が短くなる |
| 軟毛化(ミニチュア化) | AGAで毛包が小さくなり、髪が細く短くなること |
| PSA | 前立腺特異抗原。前立腺がんの検査で使われる。フィナステリド・デュタステリドで値が低下する |
| PMDA | 独立行政法人医薬品医療機器総合機構。医薬品の審査、安全対策、副作用被害救済を担う |
| 医薬品副作用被害救済制度 | 国内承認医薬品を適正使用したにもかかわらず生じた重い副作用に対し、給付を行う公的制度 |
| メソセラピー | 頭皮に薬剤などを注入する施術の総称。内容や根拠は施設によって異なる |
| 自毛植毛 | 自分の後頭部などの毛包を薄毛部分に移植する手術。推奨度B |
比較チェックシート|候補のクリニックを書き出してみよう
最後に、候補のクリニックを比べるためのチェックシートを用意しました。気になる2〜3院について、公式サイトで確認しながら書き出してみてください。空欄が埋まらない項目は、問い合わせて確認すべき点です。
| 確認項目 | 候補1 | 候補2 | 候補3 |
|---|---|---|---|
| クリニック名・運営医療機関 | |||
| 初診からオンラインで受けられるか | |||
| 医師の診察方法(ビデオ/音声) | |||
| 希望する薬の名前・用量・国内製か | |||
| 初回費用 | |||
| 2か月目以降の月額 | |||
| 診察料(初診・再診・処方なし時) | |||
| 送料×年間配送回数 | |||
| 検査費用 | |||
| 12か月総額 | |||
| 解約の期限と方法 | |||
| 途中解約時の精算 | |||
| 副作用時の相談方法 | |||
| 返金・保証制度の条件 | |||
| 受診できる時間帯 |
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まとめ|AGAオンライン比較で後悔しないために
AGAのオンライン診療は、通院の負担を減らし、人目を気にせずに相談できる便利な手段です。一方で、自由診療であるがゆえに料金体系や契約条件、扱う薬は院ごとに大きく異なり、表示価格だけを比べても本当の違いは見えてきません。本ページの内容を、最後にもう一度整理します。
- AGAは進行性で、効果判定には6か月程度かかる。だからこそ「入口の価格」ではなく「続けたときの総額」で比べる。
- 推奨度Aはフィナステリド内服・デュタステリド内服・ミノキシジル外用の3つ。ミノキシジル内服は国内未承認で推奨度D。プラン名ではなく成分で確認する。
- 料金は同じ条件にそろえて12か月総額で比較。国内製か海外製か、契約期間、送料、診察料を必ず含める。
- 国内承認薬か海外製かで、公的救済制度の対象が変わる。個人輸入は医師の診察も救済もない。
- 相談体制と解約ルールは、価格と同じくらい重要。副作用時の連絡先と、定期便の止め方を契約前に確認する。
- 献血・PSA検査・家族への配慮など、治療中の注意点を知っておく。
- 迷ったら、まずは医師に相談。自分の状態を知ることが、最も確実な比較の出発点になる。
当サイトの比較表と各院の情報が、ご自身に合ったクリニックを選ぶための材料になれば幸いです。料金やサービスは変わることがあるため、最終的な判断の前には必ず各院の公式サイトで最新情報を確認し、わからない点は遠慮なく医療機関に質問してください。
参考資料・出典
本ページは、以下の公的機関・学会の情報および各医療機関の公開情報をもとに作成しています(各外部リンクは本文中に掲載しています)。
- 厚生労働省「オンライン診療に関するホームページ」(オンライン診療の適切な実施に関する指針、関連通知)
- 厚生労働省「医療法における病院等の広告規制について」(医療広告ガイドライン)
- 厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
- 厚生労働省「あやしいヤクブツ連絡ネット」
- 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「医療用医薬品 情報検索」「医薬品副作用被害救済制度に関するQ&A」
- e-Gov法令検索「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」
- 独立行政法人国民生活センター、消費者庁
- 日本皮膚科学会「男性型及び女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」
- 各医薬品の添付文書(プロペシア錠、ザガーロカプセル、各ジェネリック医薬品)
- 本ページ掲載の各クリニック・サービスの公式サイト(2026年10月時点の公開情報)
運営者情報・編集方針
サイト名:AGAオンライン比較ノート
運営:AGAオンライン比較ノート編集部
開設:2026年10月
目的:AGA(男性型脱毛症)のオンライン診療について、利用者が自分で比較・判断するための中立的な情報を提供すること
広告・収益について:掲載医療機関からの広告料・紹介料・成果報酬は受け取っていません。アフィリエイトリンクは使用していません。
情報の根拠:医学的な記述は、厚生労働省・PMDAなどの公的機関、日本皮膚科学会の診療ガイドライン、医薬品の添付文書に基づいています。料金などは各医療機関の公開情報をもとに編集部が整理しています。
更新方針:料金・サービス内容は定期的に確認し、変更があれば更新します。誤りのご指摘はお問い合わせフォームからお寄せください。
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